■ 前稿で紹介した茅野市の火の見櫓(右)に負けず劣らずいいプロポーションです。印象が異なるのは屋根・見張り台の形が違うからだと思います。屋根や見張り台が4角形だと男性的な印象になり、円形や六角形だと女性的な印象になります。この2基、似合いのカップルといったところでしょうか。
屋根の納まりがどうなっているのか分かりません。上の屋根が小さすぎ、ということで下の屋根を後から追加したのではないかと推察します。見張り台は随分凝った造りになっています。手すりや見張り台下のデザインに製作者(制作者とすべきかもしれません)のこだわりを感じます。
脚部 櫓の荷重をしっかり受け止めて大地に伝えているということが伝わってきます。
火の見櫓三昧の夏休みに満足。