透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

金沢海みらい図書館

2011-08-27 | A あれこれ



 雑誌「建築技術」9月号の表紙。明るいグレーの地に、やはり明るいピンクの文字、好きな配色のブックデザインだ。

このグレーな空間は今春オープンした「金沢海みらい図書館」。この雑誌に特集されている同館の記事によると、金沢市で4番目となる図書館だそうで、プロポーザルで勝利して設計を担当したのは「シーラカンスK&H」。45メートル×45メートル、正方形の平面の白いハコ、いや、ホワイトキューブ。

4面の外壁は小さな丸いガラスブロックを規則的にレイアウトした、GRC(ガラス繊維で補強されたモルタル板)という、まつもと市民芸術館(←過去ログ)と同じ外装材でできている。閲覧室は均質で柔らかな光の満ちた大きな気積のワンルーム(表紙の写真)にしたかった、と設計者のひとり堀場氏。

この近未来的というか、バーチャルな雰囲気の空間を体験してみたい、と思った。ドットな壁ってどうなんだろう・・・。ここは心地よい空間だろうか。評価は実際に見学してからだ。

以前金沢21世紀美術館を日帰りで見学したことがある。ここにも日帰りで出かけるか・・・。Y君とMさん、行くって言うかな、N君も誘ってみよう・・・。


同館のHPのフォトギャラリー