透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

273 火の見ヤグラー

2012-07-11 | A 火の見櫓っておもしろい

 
273 安曇野市三郷温 住吉公民館前の火の見櫓 脚元に道祖神が祀られている。 撮影120708





 昨日(10日)の午後1時過ぎ、車で移動中にSBC(信越放送)ラジオの「伊那谷めぐりあい」というごく短い番組を偶々聴いた。

女性アナウンサーが「世の中にはいろんな趣味の人がいるもので」というように番組冒頭話を始めたように思う。で、出演者の趣味というのが「火の見櫓」と聞いてびっくりした。

南信方面の火の見櫓を見てまわっている方で、「火の見櫓はみんなちがっているところがおもしろい」と最初にコメントしていた。まったく同感で、火の見櫓は十人十色、じゃない十基十色、みんなちがうところがおもしろいのだ。

出演者の火の見ヤグラーさんによると下伊那と上伊那では火の見櫓のフォルムが違うそうで、覚えていないが、どちらかの方が美しいのだそうだ。それから、伊那谷では4角形の櫓が多いが松本方面では3角形の櫓が多いということにも触れていた(「伊那谷」、「松本方面」という表現ではなかったと思うが、運転中でメモもできなかった)。

このような傾向がありそうだということには私も気がついてはいるが、単なる印象に留めるのではなく、統計的にきちんと示してみたいという気持ちは多少あるが、いつになることやら・・・。

既に役目を終えている火の見櫓でも地域の遺産として残して欲しいという主旨のヤグラーさん最後のコメント、まったく同感だ。