■ 松本市の隣、東筑摩郡山形村では消防団詰所の建て替えが順次進められている。中大池という地区でも今年建て替えが行われた。それに伴って火の見櫓は解体撤去されてしまったが、半鐘は別の敷地に建てられた新しい詰所の外壁に吊るされている。何故か緑色に塗装されて。
在りし日の火の見櫓 その脚部
解体中の中大池分団詰所
地元住民の意向で火の見櫓の脚部はあずま屋に転用されるという。先日(21日)現地に行ってみると残された脚部はもとの位置から少し移動してあって、コンクリート土間がつくられていた。今後地元の大工さんによって屋根がつくられる予定だと聞いている。火の見櫓の屋根と同じ方形(ほうぎょう)の屋根ではないかと思う。
方形(4角錘)の屋根の小屋組みをどうするか・・・。
ごく一般的な小屋組みの他に扇状に母屋を架けて水平垂木を渡し、屋根下地を張って屋根を葺くという方法も考えられるし、扇垂木を架けるという方法もある。どんな架構にするにせよ軒天井を張らないで小屋組みを見せるようにしたらいいと思うけど・・・。
どうなるのだろう・・・・。