274 北安曇郡池田町会染内鎌 撮影日120711
火の見櫓と防災無線と詰所 スリーショットの図
3角形の櫓に6角形の屋根と見張り台。池田町では他にも何基かある一般的なタイプ。頂華の意匠が好ましい。
消防信号板
■ 北安曇郡池田町の火の見櫓の特徴のひとつは脚が長いこと。ただし美脚と言うわけではない。爪先立ちしているような印象を受ける。
さて、この火の見櫓は柱脚を花崗岩の短柱(束)にボルトで固定している。以前長野市内でも同様のものを見かけたが、珍しい(下の写真)。柱脚補強という意図もあるのかもしれない。3ヶ所の石柱のうち1ヶ所はコンクリートで根巻きされていて、そこに刻字されている建設年が大正までしか読みとれないのは残念。