透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

切手 加賀友禅

2013-12-12 | D 切手

 数日前に届いた封書に貼ってあった切手、「加賀友禅・石川県」。



正方形の切手があるなんて知らなかった。スタンプを押す切手に美しい着物の意匠が相応しいのかどうか・・・。


 


記録するということ

2013-12-12 | A あれこれ


11月の記録

 1年を振り返る時節になった。

私の場合、ダイアリーの記録の大半が仕事に関することだが、美術展や講演会、映画などの入場券を貼ってあるし(写真)、他に生活記録としてその日の天気はもちろん、体重(そう、私は毎朝量る体重を記録している)をはじめ飲酒の有無、飲み会などの場所や参加者も記録している。カフェトークの記録も。読書の記録はブログに移した。

ダイアリーに貼ってある入場券(1月~6月)の一部を挙げると
1月:葛飾柴又 寅さん記念館(33会の旅行) 
3月:二川幸夫・建築写真の原点
4月:軽井沢千住博美術館
   富岡製糸場(仲良し4人組で出かけた)
5月:名勝 養浩館庭園(そう、福井に出かけたのだった)
   高村薫講演会
6月:レオナルド・ダ・ヴィンチ展
   大神社展(充実した展示で鑑賞に時間がかかった)

手元に1985年のダイアリーから保管してあるから、来年、2014年のダイアリーが30冊目となる。これらを見ればその年のことを振り返ることができる。でも過去を振り返って何になる・・・。

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『古事記』は稗田阿礼が「記憶」している古くからの言い伝えを太安万侶が「記録」したものだ。これは記録することで後世にきちんと伝えたい、伝えるべきだと元明天皇が考えたことによる。記録することは文化的な営みの基礎をなす。

では個人の生活記録はどのような動機によるものなのだろう・・・。そして上に記したような内容を記録することにどんな意味というか、意義があるのだろう・・・。