455 安曇野市三郷明盛の火の見梯子 撮影日131224
■ 三郷のあちこちに立っている梯子タイプの火の見。控え柱がなく、少し傾いている。梯子上部をアーチ状に繋ぐという造形の想を何から得たのだろう・・・。律儀にも避雷針には飾りを付けている。
小屋根の下に吊るしてある半鐘にはお寺の梵鐘と同様の意匠が施されている。上の写真では分かりにくいが、半鐘の上部には「乳」と呼ばれる突起があるし、帯(上帯、中帯、下帯、縦帯)を入れてある。屋根下の吊り金物(フック)に掛ける部分は梵鐘に呼び名を倣えば龍頭(りゅうず)。
梵鐘と半鐘の意匠の共通性、及びその「意味」について調べなければならない・・・。