透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

そうだ、映画 観よう。

2013-12-23 | E 週末には映画を観よう

ということで、松本市の隣村、山形のシネコン「アイシティシネマ」へ


リーフレットの部分転載

 「ゼロ・グラビティ」を観た。

ストーリーは至ってシンプル。地球の上空600キロ、アメリカのスペース・シャトルで船外活動中に人工衛星の破片の「嵐」に襲われるというアクシデントで宇宙空間に放り出されてしまった女性宇宙飛行士。

彼女が奇想天外な方法(でもないか・・・)、ロシアの宇宙ステーションに移動して、そこからさらに中国の宇宙ステーションに乗り移り、地球への帰還を目指すというシンプルストーリー。出演者はサントラ・ブロックとジョージ・クルーニーのふたりだけ。地球の美しい姿を背景に繰り返されるアクシデントの連続にハラハラ、ドキドキ。でもなんだか物足りなかった。

原題が「GRAVITY」だとは知らずに映画を観始めて、この文字が画面に出たときは「あれ?記憶違いか」と思った。日本ではタイトルを「ゼロ・グラビティ」としたわけだが、私は「GRAVITY」のままでよかったのではないか、と思う。


「2001年 宇宙の旅」をまた観たくなった。


万世橋

2013-12-23 | A あれこれ



 先日の日帰り東京、久しぶりにJR秋葉原駅で電車を降りた。マーチエキュート神田万世橋へは秋葉原駅から徒歩で5分足らず。

神田川に架かる万世橋の歴史は江戸時代の初期に始まるようだが、現在の橋は1930年(昭和5年)に造られたものだという。橋そのものに関心があるわけではないが、基本的なことは押さえておこうと調べてみた。

橋の両端に造られた親柱の造形、とくにその先端に注目。じっくり時間をかけて丁寧につくっていることが見て取れる。実に堂々としていて、存在感がある。上部は屋根としてのデザインが施されているが「和」とは趣を異にする。屋根の上下のなだらかなカーブが優しく、上品な印象を与えている。屋根の先端をどう仕舞うか、腕のみせどころ。


過去ログ:万世橋の隣に架かる昌平橋