透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

青春18きっぷの旅

2014-08-06 | D 新聞を読んで



 「青春18きっぷ」という名前から若者限定きっぷと誤解されかねないが、このきっぷの使用に年齢制限はない。誰でも使うことができる。このきっぷで旅をしたいと前々から思っているが、未だその機会はない。

私は「乗り鉄」ではないが、ローカル線をのんびり楽しみたいな、といつも思っている。車窓に火の見櫓を探すのも楽しいし、今ではほとんど残っていない茅葺きの民家を見つけることができればうれしいだろう。流れていく知らない土地の風景を缶ビール片手に眺めているだけでも楽しいと思う。

今日(6日)の信濃毎日新聞朝刊に「行くなら今でしょ 青春18きっぷで金沢へ」という記事が載った。来春、長野新幹線が金沢まで延伸されると在来線が第三セクターに経営が移り、青春18きっぷが使えなくなるかもしれないという。だから「行くなら今でしょ」、というわけだ。

私は松本から塩尻、辰野を経て、飯田線で豊橋まで行き、東海道本線で富士へ、そこから身延線で甲府、そして中央東線で松本に帰るという1泊2日の旅を考えている。

飯田線は一部しか乗ったことがないし、身延線には全く乗ったことがない(と思う)。 JR線全線乗車などという企てをしているわけではない。上に書いたように知らない土地の景色を車窓から眺めたい、ただそれだけのことだ。

どこで1泊しようか、あれこれ考えるのも楽しい。静岡県にも火の見櫓が数多く立っているから、途中下車して、観察するのもいいだろう。

青春18きっぷは年中発売しているわけではなく、期間限定で、今月末まで発売している夏のきっぷは有効期限が9月10日までとなっている。それまでに休日の2日間、用事のないことがあるかどうか・・・。


 


― 塩田平の火の見櫓

2014-08-06 | A 火の見櫓っておもしろい



別所線の電車とツーショットで撮った火の見櫓を改めて載せる。(再) 撮影日140713

スレンダーな櫓、ブレースは上半分が平鋼、下半分がリング式ターンバックル付き丸鋼。



なかなか整った形、端正なつくりの屋根と見張り台。屋根面のカーブ、避雷針の飾り、くるりんちょな蕨手がいい。踊り場に比して屋根が小さいのは東信の特徴。



カンガルーポケット。この形の踊り場は東信の標準タイプ。手すりは見張り台と同じデザイン。