秋のフォトアルバム 火の見櫓のある風景 朝日村にて
火の見には秋桜がよく似合う
■ 8月に読んだ本はこの3冊のみ。
7月に文京区の森鴎外記念館を訪ねたこともあって、『雁』に続き『舞姫』も読んでみた。30頁に満たない短編だから、擬古文ではあるが短時間で読むことができる。繰り返し読むこともない、一度読めば十分。若い女性のつつましやかな恋を描いた『雁』の方がいい。
『富士山文化―その信仰遺跡を歩く』竹谷靱負/祥伝社新書 富士山文化を網羅的に紹介している。江戸川で偶々富士塚を見て、興味を覚えて読んだ本。
富士講徒が先達に率いられて、七ヶ所の富士塚や浅間神社を巡拝する「七富士巡り」がいまも行われているという。「お胎内潜り」、「富士八海巡り」などについてもこの本で知った。やはり富士山は日本人にとって特別な存在、ということを再認識した。
9月、読書の秋の始まり。長編小説を読みたいところだが、その気になるかどうか・・・。