■ 日本の歴史の第4巻『平城京と木簡の世紀』渡辺晃宏を読み終えた。この巻では天武天皇が飛鳥に都を造営してから、桓武天皇が都を長岡京、さらに平安京へと遷すまでを扱っている。
引き続き第5巻、『律令国家の転換と「日本」』坂上康俊を読み始める。本巻が扱うのは平安時代の初期、9世紀が中心。この時代になると史料も豊富で、政治、経済、社会について詳細な論述ができる。ただし著者というか研究者により史料の解釈が異なるし、歴史観も違うから何を取り上げ、何を省略するかが変わる。だが、私は歴史に疎いし、類書の読み比べもできないからその違いは分からない・・・。
全26巻を読むのにどのくらいの期間かかるか分からないが、とにかく読むことにする。