透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

562 長野市大岡川口の火の見櫓

2015-08-22 | A 火の見櫓っておもしろい


562 撮影日150822

 久しぶりに火の見櫓巡りに出かけた。国道19号を長野方面へ。安曇野市明科で1基、大町市八坂で2基、いずれも国道沿いで見かけた。見かけた順番ではないが、まずはこの火の見櫓(長野市大岡川口)。どっしりと存在感がある、というのが第一印象。

櫓は第1横架材まで柱を垂直に立て、それより上は柱を直線的に絞りこんでいる。なだらかなカーブを描いて上方へ逓減する櫓とはかなり印象が違う。



4角形の櫓に6角形の見張り台(ともに平面形)という組合せは納まりがよくない。屋根も6角形だが、見張り台と辺の向きが合っていない。これは製作者の意思に依るのだろうか・・・。



注目の脚元、これはちょっと・・・。


 この場所で国道から離れ、県道394号を大町に向かった。 


黒部ダムカレー5

2015-08-22 | F ダムカレー



 大町で昼食、となると黒部ダムカレー。で、今回は百笑亭へ。

2日続けてボリュームのある昼食はいかがなものか。いや、いいんです。

ごはんで整った形の堰堤をつくってある。最後までダムを決壊させないように注意して食べるのが、私が勝手に決めた正しい食べ方。

ダム湖はひき肉カレー。ダム湖に浮かぶ遊覧船ガルベは生卵。 生卵をカレーにトッピングするのは大好き。 味がまろやかになって美味い。

きざみキャベツの上に大きな鶏のから揚げがのっている。北海道でザンギと呼ばれる家庭料理なんだとか。柔らかくて味も良かった。 

食べ盛り男子向きのシンプルカレー。


 


黒部ダムカレーレビュー

2015-08-22 | F ダムカレー

   
福来屋                              こまつうどん店      
  
   
ねむの木                             カイザー   


黒部ダムレストハウスや扇沢レストハウスにも出かけて黒部ダムカレーを食べることになるのかな・・・。


「日本のいちばん長い日」

2015-08-22 | A 読書日記



 終戦の決断の舞台裏で何が起こっていたのか・・・。

『日本のいちばん長い日』半藤一利/文藝春秋、このノンフィクションが再度映画化され、現在公開中だ(松本は22日から)。

20年前に読んだ原作を映画を観る前に読んでおこう、と再読を始めた。だが、読み終える前に映画を観ることになりそう。

**八月九日午後十一時五十分、ポツダム宣言受諾をめぐる御前会議が、御文庫付属の地下防空壕でひらかれた。(中略) 「議をつくすこと、すでに二時間におよびましたが、遺憾ながら三対三のまま、なお議決することができませぬ。しかも事態は一刻の遷延も許さないのであります。この上は、まことに異例で畏れ多いことでございまするが、ご聖断を拝しまして、聖慮をもって本会議の結論といたしたいと存じます」**(23、24頁)

1967年の岡本喜八監督版を観ているが、まだ新人の加山雄三がNHK放送局員を演じていたことだけなぜか覚えている。

「事件」を描いた印象の岡本喜八版、僕は「人間」を描きたい。過日の信濃毎日新聞に原田真人監督のコメントが載っていた。