『神の鑿』 たくきよしみつ
■ 先日読んだ『狛犬かがみ』と著者は同じ。この本は狛犬研究家・のぶさんからいただいた。
小松利平(理兵衛布弘)、小松寅吉、小林和平。江戸末期から昭和まで3代続いた石工が南福島に残した狛犬の数々を彼らの人生ドラマと共に紹介している。 この本に取り上げられている3人の独創的な作品はただただ凄いとしか言いようがない。「神の鑿」という書名は決して大袈裟ではない。
巻末に取り上げた狛犬の所在地がリストアップされている。これはもう出かけるしかない。出かけて、この目で直接作品を観なくては・・・。
アナログ人間はやはり地図を頼りにする。福島県の地図で白河市、棚倉町、鮫川村、泉崎村、中島村、浅川町、石川町、古殿町、矢吹町、玉川村、平田村、須賀川市、これらの市町村の位置を確認した。
福島は学生の頃に喜多方に蔵を見に出かけた他は行ったことがない。出かけるのは来年の春か秋かな・・・。
のぶさん、貴重な本をありがとうございました。