■ 久しぶりに丸善へ出かけた。少額だが臨時収入があったので本を買うことにした。
買い求めたのはこの2冊。『狛犬かがみ』たくまよしみつ/Banana Books と『飛鳥―水の王朝』千田 稔/中公新書。
『狛犬かがみ』 全ページカラーの狛犬カタログとでもいうべき本で、狛犬に関する知識を得るというより、全国各地の個性豊かな狛犬の写真を見て楽しむことができる。
『飛鳥―水の王朝』 松本清張の『火の路』を再読してから、この時代に興味が湧いた。本書の著者は**日本という国を大きく転換させたのは、飛鳥時代と明治時代だと私は思う。(中略)七世紀代の飛鳥の方が十九世紀後半から二十世紀初頭の明治時代よりも根底的に思想的転換をなしたといってよい。飛鳥の時代は日本の歴史の上でそのような大きな変革をもたらした画期であることを、あらためてみつめ直さねばならない。**と書いている。
今年の後半は日本史を少し勉強するか・・・。