透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

安曇野市三郷のマンホール蓋

2016-07-14 | B 地面の蓋っておもしろい


安曇野市明盛中萱 貞享義民館前 撮影日160710



 長野県(犀川安曇野流域下水道事務所)設置のマンホール蓋 双体道祖神と常念岳のデザイン。「犀川」を入れた理由は管理事務所の所在地からのようだ。

のぶさんご教示ありがとうございます。



貞享義民館のすぐ西側の道路 撮影日160710



 旧三郷村のマンホール蓋。三郷と言えばリンゴ。中心に大きくリンゴを配し、その上に三郷村の「み」をデザインした村章を入れている。蓋の周囲はリンゴの花。そしてやはり常念岳。

安曇野の旧町村は申し合わせたかのように常念岳を蓋のデザインに取り入れている。


 


安曇野市堀金のマンホール蓋

2016-07-14 | B 地面の蓋っておもしろい


堀金烏川 撮影日160710






堀金三田 撮影日160710

 安曇野市堀金(旧堀金村)のマンホール蓋には村の花のカタクリとヒメギフチョウ、安曇野のシンボル常念岳がデザインされている。カタクリの花とヒメギフチョウの組み合わせは朝日村と同じ。常念岳は旧穂高町のマンホール蓋にも採用されている。

上の蓋と下の蓋とではカタクリの花びらの形が明らかに違う。このようなことは予想はできるが、早くも実例に出合った。


 


安曇野市穂高のマンホール蓋

2016-07-14 | B 地面の蓋っておもしろい


安曇野市穂高有明にて 撮影日160710



◎ 安曇野市穂高(旧穂高町)のマンホール蓋には町の花のシャクナゲと常念岳がデザインされています。旧穂高町のシンボルが常念岳か有明山か、分かりませんでしたが(過去ログ)、広く安曇野のシンボルということで常念岳を採用したのだろうと推察します。


 

後方の火の見櫓の屋根が傷んでいましたが(過去ログ)、修復されていました。 このことは別稿で。


「街角図鑑」

2016-07-14 | A 読書日記


『街角図鑑』三土たつお編著/実業之日本社

■ 先日所用で日帰り東京した際、東京駅前の丸善でこの本を見つけた。街中でふだん見かけるなんでもないモノの図鑑。帰りのあずさで読んだ。

カバーの写真から分かる通り、パイロン(赤くて円錐状のものが多い、道路工事現場などで見かける)や回収ボックス(カエルっぽい顔のボックスが飲料の自販機の横に置いてある、自販機のペットのように。)、送水口(りっぱなビルの外壁や玄関先についている)などが載っている。もちろんマンホール蓋も。

マンホール蓋の紹介でおもしろかったのは「ギラるマンホール蓋」。**蓋写真の撮り方は様々あれど、筆者のイチオシはギラリ蓋である。光を受けてギラリと光る姿は何とも美しい。**(56頁)とのこと。夕日を受けて黄金色に輝く蓋の写真が載っているが、確かに美しくて魅力的だ。

そうか、工夫すれば蓋写真にも個性、オリジナリティって出せるんだ・・・。昔のマンホール蓋の字体に注目している蓋好きの人のブログを見た。木を手彫りして鋳型を作っていたころは、字体に個性が出ていて楽しいとこの本でも紹介されている。

たかが蓋、されど蓋。時には下を向いて歩こう!