撮影日170529
■ 松本市内の常念通りと名付けられた通りから見る常念岳。残雪も少なくなり夏山の姿に変わりつつある。
残雪の北アルプスには雪形がいくつも出現する。雪形は例えば「種まき爺さん」から爺ヶ岳というように、山名の由来になっていたり、農作業を始める目安になったりもしている。この常念岳の常念坊もよく知られていて、田植えの時期を知らせる雪形とされている。理にかなった先人の知恵だ。
この写真で常念坊は確認できない。もっと北、前常念岳からの稜線が見える明科寄りでないと分かりにくいだろうし、時期的にもう遅いと思う。安曇野では既に田植え作業が終わっている・・・。