■ インスタ初投稿(右下)から6番目の投稿(左上)まで記録として残しておきたい。できるだけ印象的な写真を選んで載せている。
インスタグラムも魅力的なサービスだと思うけれど、僕の場合インスタグラムで文章を書こうという気持ちにはならない・・・。だからキャプションだけ書いている。ブログ離れということも聞くけれど、やはり文章を書くのにはブログが好いと思う。
■ インスタ初投稿(右下)から6番目の投稿(左上)まで記録として残しておきたい。できるだけ印象的な写真を選んで載せている。
インスタグラムも魅力的なサービスだと思うけれど、僕の場合インスタグラムで文章を書こうという気持ちにはならない・・・。だからキャプションだけ書いている。ブログ離れということも聞くけれど、やはり文章を書くのにはブログが好いと思う。
フェイスブックの投稿画面
■ ブログ、フェイスブック、インスタグラム。フェイスブックを始めたのは2019年の秋。自費出版した本の宣伝をしようという不純(?)な動機からだった。フェイスブックとインスタグラムで取り上げるのはもっぱら火の見櫓のこと。
フェイスブックは原則として週1回、土曜日にアップすることにしている。しばらく前から上掲した例のようにある夫婦が火の見櫓についてあれこれ話すという趣向。
インスタグラムは印象的な(インスタ映えするというのか)写真を載せてキャプションをつけるだけで文章は書かない。その代わり日々アップすることにしている。
それぞれのSNSの特徴を踏まえてアップしていきたいと思う。何らかの方法で情報発信することは生きていることの証だと僕は思っている。
360
■ 人気シリーズ最新刊『本所おけら長屋 十九』畠山健二(PHP文芸文庫2022年)を読んだ。「ほろにが」「ぜんあく」「せんべい」「はりかえ」収録されている4編のタイトルはすべてひらがな4文字。このシリーズは始めからずっとこだわりの4文字だ。
本の帯に**笑って泣けて元気が出る**とあるけれど、本当にそう。「ほろにが」に笑い、「せんべい」には涙。
「ほろにが」
そそっかしくて早呑み込みの半次と言われている研ぎ屋の半次は長屋暮らし。ある日、半次のところに大店のお嬢様が訪ねてくる。
**「半次さんでしょうか」
「そうですけど・・・・・」
(中略)
「長屋に住んでいる、相生町のとぎやの半次さんでしょうか」
「ですから、そうですけど・・・・・。おたくはどちらさんで」
「静といいます。半次さんの嫁になるかもしれない者です」
(後略)**(16頁)
とんだ思い違いが巻き起こす「騒動」に大笑い。あらすじは省略するけれど、実によく考えられたストーリー。
「せんべい」
おけら長屋の住人、お里さんは仕事帰りに子どもたちのケンカに遭遇。三人の子どもたちが走り去り、一人の子どもが口元から血を流して座り込んでいた。お里さんが血を拭きなと手拭いを差し出すと、**「私は武士の子です。施しは受けません」**(143頁)と子ども。
**「一丁前の口を聞くんじゃないよ。何が施しだい。そんなに大層なもんじゃないだろう。ほら、使いなよ。武士の子がそんな顔をしてたらみっともないだろう」**(143頁)
さらにお里さんと子どもの会話は続く。お里さんは子どもに名前を住んでいる長屋を伝え、手拭いにはせんべいが挟んであるから、後で食べなと言ってその場を後にした・・・。このせんべいがその後、思わぬ展開を招くことに・・・。おけら長屋の住人たちの人情に涙。
「はりかえ」
ついに松吉とお栄さんが所帯を持つことに。僕はお栄さんがこれから結婚するような歳の女性だとは思っていなかった。こうなれば、次に気になるのが、僕が好きなお満さんの結婚話。
このシリーズ、次は2023年の春に発売予定と帯にある。楽しみに待とう。