■ 「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」に行ってきた。
ただ単にスケールを大きくするというのではなく、全く別のものに見立てていることが上掲写真で分かると思う。
△おスシティー(2018年)
上田市立美術館(サントミューゼ)の会場には写真と立体作品がおよそ170点展示されているそうだが、僕が最も面白いなと思ったのがこの作品。回転ずしの店内を大都会の風景に見立てて、セッティングしている。皿を何枚も重ねて高層ビルに、すしを高架の道路を走る車に見立てている。暖簾はトンネルの入り口だろう。
△モロコシティー(2017年)
トウモロコシを近未来的なフォルムの超高層ビルに見立てている。この写真を見ていて、僕は建築家・菊竹清訓の海上都市のプロジェクトを思い出した。
ものに付けられた名前に囚われず、形だけに注目して、スケールを自由に操作することって難しいと思うけれど、それを難なくやってのけてみせている。
面白い作品展だった。
■ 地方紙・信濃毎日新聞の昨日(27日)の朝刊のくらし面に**「1日2000歩増」で死亡リスク減**という見出しの記事が載っていた。
1日1万歩といわれるウォーキング。そこまで頑張らなくても2000歩増やすだけで死亡リスクが減少する。このことがデンマークやオーストラリアなどの研究機関が行った大規模な疫学研究で明らかになったと記事は伝えている。
死亡率だけでなく、心臓血管系の病気やがんの発症リスクも歩数が多いほど低いという結果も得られたそうだ。速く歩けば尚効果的とのこと。
歩こう!