透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

安曇野で火の見櫓のある風景を描く

2023-03-03 | A 火の見櫓のある風景を描く


火の見櫓のある風景 好きな道路山水的構図 安曇野市穂高にて 描画日2023.03.01

 火の見櫓のある風景をスケッチするときは、現地に立ってよく観て、風景を構成している要素を捉えます。その後、下描きはしないでいきなり本チャンの線描をします。構成要素の形もさることながら、大きさと要素間の位置関係には注意します。

描かずに省略する、例えば看板や電柱などの要素もあります。建物に窓を加えたりすることもあります。風景の再構成、これって創造行為ですよね。

椅子に座らず立って描くこともあって時間をかけません。線が曲がっても気にしません。それも味だと考えて。透明水彩絵の具で着色します。それも以前は現地でしていましたが、今は自宅でしています。建物の屋根や壁の色などを変えてしまうこともあります。

写真を撮ってきてその写真を見ながら線描するということはしません。目の前の立体的な、そう3次元の風景を平面に落とし込むことが楽しいのです。これをカメラに任せて、手放してしまうのは何とももったいないです。

春めいて遠くの山が紫がかって見えています。春霞でしょうか、なんとなく風景が薄く見えます。この雰囲気を彩色して表現するってなかなか難しいです。

ようやく春らしい陽気になってきました。これからはスケッチブックを持って出かけて、火の見櫓のある風景のスケッチをします。スケッチ展の開催を目指して。


 


フランスの切手

2023-03-03 | D 切手


 松本市内にお住いのKさんからフランスの切手をいただいた。Kさんの従姉妹の方がパリ郊外で暮らしておられるとのこと。中国シリーズの切手のようで、うさぎが描かれ、兎年と縦書きされている。フランス語は全く分からないが、切手の上の横書き、Année du Lapinは「うさぎ年」だろうと見当がつく。調べて合っていることが分かった。

ねずみ うし とら うさぎ ・・・。十二支にねこが入っていないのはねずみに騙されて、集合日の元日に神様のところに行かなかったから。怒ったねこはねずみを追いかけるようになった。うしの背中に乗っていたねずみはゴール直前でぴょこんと飛び降りて1番になった。昔、こんな内容の話を子ども向けの絵本で読んだ記憶がある。

でも、ベトナムの十二支にはねこが入っている。確かラジオだったと思うが、このことを聞いた。ネットで調べて(調べると言うほどのことでもないが)、うさぎの代わりにねこが入っていることがわかった。

干支(十干十二支)の発祥は昔々の中国のようで、ねこは馴染みの動物ではなかったらしく、十二支入りしなかったようだ。十二支にも国の事情が反映されている、ということだろう。ロシアと日本は十二支が同じ、ということを知った。


Kさん ありがとうございました。