透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

火の見櫓のある冬景色を描く

2024-02-08 | A 火の見櫓のある風景を描く


長野県朝日村にて 描画日2024.02.06,07

 初めて描いた冬景色。風景構成要素の形をまず線描するという方法を採っていますが、雪によってその形がよく分からなくなっています。曖昧な輪郭、その様をどのように線描したものか・・・。このことはこれからの課題です。

雪で線の要素が隠れているので線描には時間がかかりません。30分くらいでした。この時季、それ以上現地で立って描くのはつらいですから、ちょうど良かったです。

冬は色が少ないです(参考に2023年の秋に描いたスケッチを載せました)。積雪によって更に色が消されています。この風景をどう捉えるか、単調な色彩にこそ魅力があるのだ。このことが表現できればいいかなと思って着色しました。着色に要した時間はおよそ75分。もっとグラフィックな表現も良いかなと思います。

初めての雪景色、とりあえず雪がたくさん降った、ということが伝われば可とします。




昨年の10月に同じ場所で描いた秋景色