■ 先日長野県の南信地域と中信地域の踊り場のある火の見櫓について、梯子が櫓内設置か櫓外設置か調べた(*1)。その際、朝日村の第二分団の詰所脇に立っている火の見櫓の踊り場と見張り台の間に掛けられている梯子が外付けであることに気がついた。既に何回か見ているのに今までこのことに気がついていなかった・・・。漫然と見ているだけでは気がつかない。今日(26日)改めて見に行ってきた。①
(再)長野県朝日村 撮影日 ① ③ 2020.11.01 ② ④ ⑤ 2024.02.26②
③(全形写真をトリミングした)
隣接する消防団詰所の2階と火の見櫓をブリッジで繋ぎ、そこから外付けされた梯子で見張り台まで上るようになっている。櫓の外側に設置された梯子を上り下りするのは内側に設置されたものより怖いだろう。ブリッジのところで叩くことができるように双盤型の半鐘が設置されているのは、そのことに配慮して、見張り台まで上らなくて済むようにするためか。④
避雷針が曲がってしまっている。
見張り台直下の構面のブレースだけ割枠式のターンバックルが使われている。このことにも今まで気がついていなかった。⑤
直線材下留め(直線上補強部材 柱脚留め)
*1 調べたのは地上と踊り場の間に掛けられている梯子について。その際、踊り場が無い火の見櫓の梯子についても一通りチェックしていた。)