透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

阿修羅展

2009-05-26 | A あれこれ
心の奥の自分と出会っているのかもしれません。



 阿修羅展は長蛇の列だった。待ち時間60分。

雑誌で繰り返し観ていた阿修羅とは表情が違っていた。正面の顔はおおらかで優しい表情をしていた。右側の顔を右斜めから観ると、きりっと引き締まったいい表情をしていた。阿修羅像の一番いいアングルだと思った。

それにしても優れた造形だ。三つの顔と六本の腕があって、全く不自然な感じがしない。実に美しいと思った。像の大きさもちょうどいい。

会場の一室、映像で来年再建が始まる中金堂と阿修羅像を紹介していた。ナレーションで冒頭のフレーズを聞いた。

今年の秋、興福寺仮金堂で「お堂でみる阿修羅」展が開催されるそうだ。東京、福岡から帰山する阿修羅はきっと違った表情を見せてくれるだろう。秋の奈良か・・・。また行きたい所が増えた。

それにしても阿修羅って何故こんなに人気があるのだろう・・・。

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2 コメント

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阿修羅は夏目雅子に似ています (shin)
2009-05-26 23:29:00
まだ見に行けてませんが左右が違うお顔だとは知らないし、四面観音だと思ってました。おお恥ずかしい。菩薩は少年のようだと言われてますが、僕は夏目雅子に似ていると思います。
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なるほど確かに (U1)
2009-05-27 23:12:14
似てますね、夏目雅子に。眼が特に似ていると思います。今度は興福寺で観たいと思います。
コメント感謝します。
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