昨日から今日にかけて、記録的な大雨が関東地方に降り、まだ止む気配が無い。
この分だと、日曜日のサッカーも中止になりそう。
と云うより、土砂被害とか発生しないかと、そちらの方が心配です。
さて、今日は衣装デザインのプランナーである小林巨和先生をお招きして、
今回、初めてとなる衣装をつけての通し稽古がありました。
前回のチェックを終えた後に、芝居で実際に使ってみて更に直しが入ります。
普段の生活で、洋服の着こなしはある程度意識して居るのだけれど、
舞台での着こなしと云うのは、観客に見せるためのものと云う点で
普段以上に気を遣わないといけない・・・・と小林先生は教える。
例えば、シャツの襟を立てるならしっかりと立てる、
シャツの袖や、パンツの裾をロールアップするならキチンとする。
蝶ネクタイは曲がらないように、両面テープで軽く固定する。
パンツのボタンは、ベルトでキチンと隠す・・・・
これは得におじさん達が気をつけないと駄目ですね。
これに関しては僕はいつも意識していましたが、仰る事は確かに正しい。
街中で他人に『見られるの』のと、舞台の上で観客に『観せる』くらいの
違いがハッキリ有る気がしました。
考えてみれば、待ちで見かけるあ洒落な人って言うのは皆そうなのかも?
そう云う人は歩く姿勢も含めて、お洒落ですからね・・・・・
芝居をやるようになって、僕自身が一番意識するようになったのが『姿勢』。
立つ時に背中を伸ばす、首を前に出さない。重心を臍の下に置く。
歩く時も背筋をきちんと伸ばして歩く・・・・・
常に出来ている訳ではありませんが、かなり意識するようになりました。
面白いもので、背筋を意識すると自然と体幹を意識するようになる。
サッカーをやって居ても、以前に比べると体幹がしっかりするようになった気がします。
さて、今回の芝居で、僕は一番みすぼらしい恰好をします。
本番のパンフレットの原稿を見せて貰って、役どころを見ると、
我が4人組の『元特殊部隊』は
ジミー(外科医)、エド(町長)、ハリー(校長)と主役の次に書かれているんだけれど
その最後、5番目に有るのが僕の役ダン(失業者)ですからねぇ・・・・・
これは、実生活でもこれくらい格の違いがあるから良いのですが、
それにしても失業者はねぇ……
なんか、他に書き様がある気もしましたが・・・・
女性陣のおバチャマ数人が僕の衣装を見ながらニヤニヤして居るので
僕:『何笑ってるんだよ・・・・』
おバチャマ:『似合ってるねぇ・・・・公園に居そう』
僕:『それは失業者じゃなくて、ホームレス・・・・浮浪者だよ!(怒)』
おばちゃま:『あらぁ、そうだったの・・・・(笑)』
僕:『あぁ、そうだよ・・・・クソ、このばばぁ・・・・』
おバチャマ:『紙袋持って、近くの公園に居たら何か貰えそう・・・・』
僕:『くそぉ・・・・・このあたりじゃ、洒落にならねぇんだよ!!(怒)』
とまぁ、ここでも芝居みたいな会話をして遊ばれてます・・・・。
ここでも僕の役どころは『くそガキ』です。