今日は本番前の打ち合わせを兼ねて音響の実吉先生、照明の塚本先生がいらっしゃいました。
いつも通り、振付の河岡先生、歌唱指導の石崎先生に来て頂いて芝居の指導もありました。
今日は久し振りに、演技指導の堀米先生がお見えになったり・・・・・
ちょっと、いつもと違った緊張感のある稽古でした。
まずは河岡先生と石崎先生が1時間ほど振付等の確認をした後に、ノンストップで2幕の通し稽古。
多少のミスがあったけれど、取り敢えず2幕だけの通し稽古は終了。
それが終わったところで、愛弟子の山中君といずみちゃんの様子を見て堀米先生はお帰りになられた。
ちょっと話をしたかったのだけれど、忙しそうなので次の機会にして・・・・・
通し稽古が終わった後は、再び河岡先生と石崎先生による唄の振付の確認と直しをやって、
結構厳しいやり直しがあったり・・・・
今回の稽古は、今までの公演以上に先生の指導が厳しいですね。
だから、逆に僕は楽しくてワクワクしてます。(変態かな?)
1時間ほどの直しの後は、ちょっと早めの夕食を取るために1時間の休憩になりました。
休憩後は6時から、音響の実吉先生による録音と通し稽古。
これは劇中で唄う曲が、途中で半分に分かれて唄うために、
急に音量が下がってしまうのを補うための処置。
決して『口パク』するためのものではありません!(きっぱり!)
ところが、この録音で自分たちの実力のほどを見せられてしまうのです。
エッジが効いていないオジサンたちの声。
1人で唄えないから誰かの唄に着いて行くから唄が遅れる、おばさん達の声。
とにかく聞いていてちょっとモッタリした感じに聞こえる。
でも、こればかりはそう簡単には直らないし、変わらない。
僕も一回、出だしをミスっちゃったし・・・・・(汗)
敢えて言い訳をすれば、伴奏を聞きながら自分でリズムを取って唄うのだけれど、
オジサン、おばさんの唄がちょっと遅れ気味に聞こえるから、伴奏が聞こえなくなってミスっちゃった・・・・・
これはオジサンたちと唄うと、もっと酷い状態になるのですよ。
それで、カラオケの音量を少しだけ上げて貰って、最初からやり直してくれと僕が要求。
現状でOKと思っている人が殆どなのか?
誰もそう云う事、要求しないんだよなぁ・・・・・。
音撮りの後は、音響を交えて通し稽古。
6時に始めて終わったのが8時過ぎくらいだっただから、少しずつ芝居のテンポも上がってきたのかな?
稽古の後は実吉先生の音響装置の片づけをお手伝い。
AKGの414、懐かしいダンパー付きの高感度コンデンサーマイクです。
先生の車に積み込みながら、昔の機材の話をしたり・・・・意外とこれが楽しいのですよ。
先生をお見送りした途端に、お呼びがかかり男性陣の唄を最後にチェックするとのこと。
僕は今の積み込みで、ちょっと息が上がって体が疲れていて力が入らない。
それでも、仕方が無い。
気合を入れなおして唄に臨んだのだけれど、そのせいか?
肩に力が入らず、声もしっかり出て、良い感じで唄う事が出来た・・・・・
と云う事は・・・・いつも力んじゃってるって事なのかも?そんな事に気がついた。
来週は最後の稽古。
意外な発見をした、この感じを意識してやってみようかな?・・・・・と思ったのでした。