いよいよW杯も始まりましたね。
開幕戦はブラジルがクロアチアを破り順調な滑り出し。
負けたクロアチアの監督が、この試合の審判を担当した日本の西村さんのPK判定に、
痛烈な批判を浴びせていたが、僕からすればどちらとも取れる判定。
立場が逆ならば、反対の事を言うのだろうから、いい加減なものです。
所詮は負け犬の遠吠えみたいに、見苦しいコメントにしか見えなかった。
さて、今日の稽古は昼から夕方まで、狭い部屋しか取れなかったため
男性陣は3時半から集合でした。
とはいえ、遅れると嫌なので3時には到着したのだけれど、部屋が狭いので
同じフロアにある新宿区の図書館で時間つぶし。
行ってみたらなんと、おじさん達が皆来ていて本を読んでいる。
図書館だからお喋りも出来ないで、それぞれが黙々と時間を過ごす・・・・
結局、4時まで待たされて残りの1時間でやれる事と言ったら限られて、
やったのは冒頭のシーンの芝居だけ。
先週は町長役のエドさんが休んで、台本と振付が変更になったのだけれど
その台本の部分で、隊長ジミーさんが『納得行かない』と、意義を唱える。
この人、凄く台本の細かいところまで読んでいるのが判るんだけれど、
どうでも良い事までこだわる癖があって、こう云う時に面倒臭いんだよね。
あれやこれやで、一時間しかない時間がどんどん無くなってしまい、
結果的にほんの少しだけしか稽古が出来なかった。
僕は台詞の中の一言に拘ったところで、台詞を間違えたら終わりだと思っているから
そう云った事にはあまり拘らないし、そんな事は稽古の空き時間にでも
話し合えば良い訳で、ちょっとイライラしたかな?
サッカーの練習用にグラウンドを1時間取ってあったとする。
台本の変更は『戦術変更』だから、事前にすべき話。
ところが、そういう細かい話はこう云った練習の本質に関係ない
『何色のユニフォームを着るか?』と云った事で、揉めて練習が始まらないようなもの・・・・
限られた時間で、やるべき事は何なのか?
という観点で物を考えないと、無駄な時間ばかり費やすのですよ。
これは個人練習をして来ない人と同じ。
全体練習で、個人の練習に付き合わされるのと同じです。
それと唄が遅れるオジサン3人(本当は4人なんだけれど…)に、4拍子の裏打ちを
どうやって覚えさせようかと、考えた『特訓』をやってみた。
い~ち、に~い、さ~ん、しっ『パン』と、4拍目の裏で手拍子を打つ。
アフタービートと言っても判らないし、頭で考えるからやっぱり遅れる。
それで、体で覚えて貰うしかないと考えた策なんだけれど・・・・・
これで少し感じが掴めたら、少しずつテンポを早くして行く。
まだまだ早くすると遅れるけど、少しずつ良くなってきました。
でも、これに音楽に自信のあるエドさんがケチをつけて、
『こうやってカウントするんだ』と言い始める。
僕はそれを聞きながら、『体で覚える事が目的』と受け付けないから、
ちょっとした不穏な空気が漂う。
エドさん、東大出のエリートだから自分の言う事に自信があって
人の意見を聞かない悪い癖がある。
エドさん自身も、僕が効いている限りエッジの聞いていない声で唄うから
遅れて聞こえるんですけどね・・・・・
とにかく、オジサン達には練習しかありません。