今日は雨が残る中、新浦安で通し稽古。
6月も8日。公演の28日まで20日。
残り3週間となりました。
最後の週は、裏方の音響スタッフや照明スタッフの前で通し稽古になるので
実質の稽古は残り2週、4回で終わりです。
今日は照明の塚本先生がお出でになられて、芝居を見てプランニングの打ち合わせをしていました。
だと言うのに、今日は特殊部隊の1人が欠席。
また、こう云う時に限って台本に数か所、修正が入ってしまう。
その理由は、代役がやるといつものように芝居が流れなくなるから・・・・。
照明の大御所は、演出家よりも舞台の事を良く知っている。
塚本先生から『見ていて、退屈』という指摘があった部分がカットになった。
本番近くになると、そう云う部分はどんどん削られてしまうのです。
僕としては、一番アドリブが効いて楽しくやれていた部分だったから
ちょっと残念な気がしました。
まぁ、仕方が無い。代表に今一歩手が届かなかった選手の心境です・・・・。
それよりも、深刻なのはおじさん達の唄。
今日は少し真ともな、合唱おじさんが休んじゃったから最悪・・・・
なんせ、リズム音痴、出遅れ、音残りの三拍子が揃ったトリオですから
一緒に唄っていて、エコーがかかったように遅れて唄が聞こえる。
僕が必死で、リズムに乗せて唄うのだけれど、やっぱり遅れる。
そのうえ、このトリオは唄の簡単な振付ですら覚えない、間違える、遅れる
こちらでも三拍子そろっているから、厄介です。
いーち、にーぃ、さーん、しーぃ、1・2・3・4・5・6・7・8と歩くだけの
簡単な振付なのに
いーち、にーぃ、さーん、しーぃの後は、まるで小走りするようになったり・・・・
こんなおじさん達が、なぜ『ミュージカル』をやるのか?不思議なくらい・・・・・
まぁ、それがアマチュア劇団たるところなのかも知れませんが……
唄だって出遅れる上に
『がんばったな』と云う歌詞が、あるお方は『がんばたな』になって直らない。
しまいには歌唱指導の石崎先生も呆れて
『中国人の方もOKです』と、半ばあきらめ気味……
そうは言っても、練習して少しでも良くしないと、このままでは特殊部隊は全滅です。
最近の稽古は石崎先生、河岡先生の両先生に唄や振付けだけではなく、
その前後の芝居の演技も指導して頂いている。
以前も書いたけれど、要は芝居と云うのは気持ちの問題なのだと・・・・・
その役を自分なりに作り、その役になりきる・・・・・
芝居の中に入り込めば、その時の感情や物事が想像出来て、それなりに見えて来る。
それを如何に、現実であるかのように表現するのが芝居。
と云うところでしょうか?・・・・・
そう云う意味では、この時期になってもまだ気持ちが作りきれていません。
今まではそう云った個人レベルの事を考えれば良かったのだけれど、
今回はそれ以前に、とにかく『特殊な部隊』のおじさん達を何とかしないと・・・・・
今はその部隊が進む場所の、其処ら中に『地雷』が埋まっている気がします。
それも、自分で仕掛けた『地雷』だったりして・・・・・
たいちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~、お願いしますよぉ~
あと3週間で本番がやってきますよぉ~。