和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

房総半島の内と外。

2023-08-26 | 詩歌
千葉県の房総半島は、おおざっぱにいうと、
館山市が東京湾側の内房。鴨川市が太平洋の外房。
太平洋の外房(そとぼう)は、日の出が見れて、
東京湾の内房(うちぼう)は、富士に沈む日の入り。
館山にある千葉県立安房高等学校「創立八十年史」(昭和58年3月1日)に
校歌にまつわるこんなエピソードがありました。

「岡本(作次郎)先生の思い出については数々ありますが、
 其の内の一つ、私共3年か4年(大正4年)の暑中休暇に
 家庭訪問に見えられて鴨川に一泊せられ、

 翌朝早く起きて海岸に出て遥か太平洋の彼方から
 燦々たる光芒を放って躍り昇る日の出を拝し感激して草稿を練り

 『 晨(あした)旭日を太平の・・・ 』の校歌を発表されました。

 先生はその後その時の感激を目を細くして
 ドジョウひげをなぜながら、にこやかに語られた温容は、
 今でもはっきり瞼に浮んで来ます。」(p178)

その校歌はどのようにはじまっていたか

        旧校歌    作詞 岡本作次郎(安房中教諭)

   晨(あした)旭日(あさひ)を太平の
         洋(うみ)の彼方に迎へ出で
   
   夕 、夕陽を東海の
      富士の高嶺に送り入る

   ああ 美はしの安房の国
   ああ 懐しの安房の国


はい。これが一番で四番までありましたが、
さて、どのような曲で歌われていたのかがわかりません。



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