新刊買いました。
関容子著「日本の鶯 堀口大學聞書き」(岩波現代文庫)。
解説は丸谷才一。
その解説のなかに、
「・・・最近、長谷川郁夫さんの『堀口大學 ―― 詩は一生の長い道」といふ好著が出た。わたしは一読して感銘を受け、これはぜひ書評に取り上げなければならぬと思つたのだが、何となく書きそびれ、時期を逸してしまつた。・・」(p409)
という箇所がありました。
ああ、そうだ。長谷川郁夫著「堀口大學」は2009年11月に出ておりました。
値段が6930円だったので、最初から購入対象外で気にしておりませんでした。ですが、今の古本値段はいくらくぐらいか。さっそくネット古本屋で検索すると、送料ともで4290円。うん。少し迷ってから買うことにしました。
ということで、堀口大學。
「日本の鶯」は、そっちのけで、
トランプのカードを並べるように、思いつく本を列挙。
堀口大學著「月下の一群」(講談社文芸文庫)
佐藤春夫著「退屈読本 上」(冨山房百科文庫)
丸谷才一批評集第五巻「同時代の作家たち」(文芸春秋)
堀口大學「水かがみ」(昭和出版)
思潮社現代詩文庫のなかの
「堀口大學詩集」「堀口大學訳詩集」。
そういえば
向井敏に「机下の一群」という本があるなあ。
ここから、欲しいのは小沢書店「堀口大學全集」。
とそこまではいかないなあ。
忘れられないのは、「新潮」2000年1月号。
そこに河盛好蔵氏が「20世紀の一冊」という1ページの文を載せておりました。
はじまりは
「堀口大學さんの訳詩集『月下の一群』に出合ったときの驚きは、97歳の今も忘れない。」
そして最後は
「文学の底を流れているのは詩である。これはごく当り前なことなのに、わが国の近・現代文学は、いつの頃からか詩と小説が分離してしまい、その傾向は今に続いている。私は大學さんのあの仕事にかえることが、今もっとも大切なのではないかと思っている。」
まあ、そういうわけで、古本値3990円。
ちょっと高いとは思いましたが、購入することにしました。
おっと、私の場合、買ったからって、読むとは限らないのですが(笑)。
とりあえず、買うことを決めたのでした。
関容子著「日本の鶯 堀口大學聞書き」(岩波現代文庫)。
解説は丸谷才一。
その解説のなかに、
「・・・最近、長谷川郁夫さんの『堀口大學 ―― 詩は一生の長い道」といふ好著が出た。わたしは一読して感銘を受け、これはぜひ書評に取り上げなければならぬと思つたのだが、何となく書きそびれ、時期を逸してしまつた。・・」(p409)
という箇所がありました。
ああ、そうだ。長谷川郁夫著「堀口大學」は2009年11月に出ておりました。
値段が6930円だったので、最初から購入対象外で気にしておりませんでした。ですが、今の古本値段はいくらくぐらいか。さっそくネット古本屋で検索すると、送料ともで4290円。うん。少し迷ってから買うことにしました。
ということで、堀口大學。
「日本の鶯」は、そっちのけで、
トランプのカードを並べるように、思いつく本を列挙。
堀口大學著「月下の一群」(講談社文芸文庫)
佐藤春夫著「退屈読本 上」(冨山房百科文庫)
丸谷才一批評集第五巻「同時代の作家たち」(文芸春秋)
堀口大學「水かがみ」(昭和出版)
思潮社現代詩文庫のなかの
「堀口大學詩集」「堀口大學訳詩集」。
そういえば
向井敏に「机下の一群」という本があるなあ。
ここから、欲しいのは小沢書店「堀口大學全集」。
とそこまではいかないなあ。
忘れられないのは、「新潮」2000年1月号。
そこに河盛好蔵氏が「20世紀の一冊」という1ページの文を載せておりました。
はじまりは
「堀口大學さんの訳詩集『月下の一群』に出合ったときの驚きは、97歳の今も忘れない。」
そして最後は
「文学の底を流れているのは詩である。これはごく当り前なことなのに、わが国の近・現代文学は、いつの頃からか詩と小説が分離してしまい、その傾向は今に続いている。私は大學さんのあの仕事にかえることが、今もっとも大切なのではないかと思っている。」
まあ、そういうわけで、古本値3990円。
ちょっと高いとは思いましたが、購入することにしました。
おっと、私の場合、買ったからって、読むとは限らないのですが(笑)。
とりあえず、買うことを決めたのでした。