古本で
佐々木瑞枝著「留学生と見た日本語」
(新潮社)を注文。それが今日届く。
200円+送料80円=280円。
帯つきでした。
まだ、読んでないのですが、
なぜ、この本を買ったのだろうなあ。
ということを思いました(笑)。
そういえば、と
本棚から持ってきたのが
外山滋比古著「国語は好きですか」
(大修館書店)でした。
そのあとがきが思い浮かんだのでした。
ということで、そのはじまりを引用。
「ある大学で外国人学生に日本語を教え
ていた知り合いが、この春、退職した。
定年だというから、退職金をもらっただろう、
ときくと、非常勤だったから何ももらって
いない、という。
32年だか勤めたが、ずっと非常勤講師で、
ボーナスをもらったこともない。定年だけは
専任と同じように適用されるが、退職金はおろか、
記念品ももらわなかった。くれる大学もあるよう
だが、この人の大学はなにもなかった。
すこし淋しそうだった。
名のある私立大学で、海外からの留学生も
七百名ちかくいる。年々ふえているそうだ。
その日本語教育を担当するのは、専任教授一名。
あと十数名は非常勤だという。専任はアラビア語
の専門だそうだが非常勤教員の学識は
はっきりしない。
話をきいていて義憤のようなものを感じた。
留学生もかわいそうだし、日本語もかわいそうだ。
日本のためにもならない。ほっておけないような
気がする。・・・・」
ということで、
「この春、退職した」という箇所が、
知らずのうちに印象に残っていたようです。
まず、280円を読むことに。
ちなみに、佐々木瑞枝さんは教授
のようでした。
佐々木瑞枝著「留学生と見た日本語」
(新潮社)を注文。それが今日届く。
200円+送料80円=280円。
帯つきでした。
まだ、読んでないのですが、
なぜ、この本を買ったのだろうなあ。
ということを思いました(笑)。
そういえば、と
本棚から持ってきたのが
外山滋比古著「国語は好きですか」
(大修館書店)でした。
そのあとがきが思い浮かんだのでした。
ということで、そのはじまりを引用。
「ある大学で外国人学生に日本語を教え
ていた知り合いが、この春、退職した。
定年だというから、退職金をもらっただろう、
ときくと、非常勤だったから何ももらって
いない、という。
32年だか勤めたが、ずっと非常勤講師で、
ボーナスをもらったこともない。定年だけは
専任と同じように適用されるが、退職金はおろか、
記念品ももらわなかった。くれる大学もあるよう
だが、この人の大学はなにもなかった。
すこし淋しそうだった。
名のある私立大学で、海外からの留学生も
七百名ちかくいる。年々ふえているそうだ。
その日本語教育を担当するのは、専任教授一名。
あと十数名は非常勤だという。専任はアラビア語
の専門だそうだが非常勤教員の学識は
はっきりしない。
話をきいていて義憤のようなものを感じた。
留学生もかわいそうだし、日本語もかわいそうだ。
日本のためにもならない。ほっておけないような
気がする。・・・・」
ということで、
「この春、退職した」という箇所が、
知らずのうちに印象に残っていたようです。
まず、280円を読むことに。
ちなみに、佐々木瑞枝さんは教授
のようでした。