6月29日の産経新聞文化欄に
「これからを生きる君たちへ」(新潮ムック・500円)の紹介記事がありました。
「現在4万部を超え・・」とあります。
斉藤孝明治大教授の分析もありました。
そこに「今回、先生方の言葉の中に目立つのが『自分で判断できる人間になれ』というメッセージです。知識も大切ですが、非常時において生死を分けたのは『判断力』だった。報道によれば、岩手県釜石市立の小中学校では震災前から独特の防災教育をしていたそうです。3つの要点①想定にとらわれるな②状況下で最善の判断をする③率先避難者たれ――を徹底していたおかげで、校内にいた児童生徒全員が無事だった。今回の大震災が教育に与える最大の影響は、『判断力をどう身につけさせるか』という課題を浮き彫りにしたことではないか、と僕は感じています。」
産経新聞のオピニオン「話の肖像画」に
片田敏孝氏へのインタビュー記事が3回にわたって連載されておりました。
6月28日・29日・30日。
そこに、たとえばこんな言葉がありました。
片田】 自然現象は人間の意思など無視して迫ってきます。子供たちには『ハザードマップを信じるな』とあえて逆説的なことをいって『地震、即避難】を徹底していました。ある小学校では、全員が避難を完了してから大津波警報を聞いています。犠牲者は逃げなかったか、逃げ遅れたから亡くなった。これは厳然たる事実。被害想定が避難の足かせになったとしたら、ハザードマップや予想波高の広報はやめるべきです。どのような情報であれ、人は都合のいいように解釈してしまう傾向があります。情報はなくても命は助かるということを釜石の子供たちは示してくれた。(6月28日)
「これからを生きる君たちへ」(新潮ムック・500円)の紹介記事がありました。
「現在4万部を超え・・」とあります。
斉藤孝明治大教授の分析もありました。
そこに「今回、先生方の言葉の中に目立つのが『自分で判断できる人間になれ』というメッセージです。知識も大切ですが、非常時において生死を分けたのは『判断力』だった。報道によれば、岩手県釜石市立の小中学校では震災前から独特の防災教育をしていたそうです。3つの要点①想定にとらわれるな②状況下で最善の判断をする③率先避難者たれ――を徹底していたおかげで、校内にいた児童生徒全員が無事だった。今回の大震災が教育に与える最大の影響は、『判断力をどう身につけさせるか』という課題を浮き彫りにしたことではないか、と僕は感じています。」
産経新聞のオピニオン「話の肖像画」に
片田敏孝氏へのインタビュー記事が3回にわたって連載されておりました。
6月28日・29日・30日。
そこに、たとえばこんな言葉がありました。
片田】 自然現象は人間の意思など無視して迫ってきます。子供たちには『ハザードマップを信じるな』とあえて逆説的なことをいって『地震、即避難】を徹底していました。ある小学校では、全員が避難を完了してから大津波警報を聞いています。犠牲者は逃げなかったか、逃げ遅れたから亡くなった。これは厳然たる事実。被害想定が避難の足かせになったとしたら、ハザードマップや予想波高の広報はやめるべきです。どのような情報であれ、人は都合のいいように解釈してしまう傾向があります。情報はなくても命は助かるということを釜石の子供たちは示してくれた。(6月28日)