だいぶ以前なのですが、
一度だけ、作家のサイン会に並んだことがありました。
それは、新宿紀伊国屋書店で安岡章太郎氏のサイン会。
今日の朝刊に「安岡章太郎さん死去」の記事
で思い出しました。
ちょうど、一月は産経と読売をとっているので、
両方を読み比べることができました。
一面コラムでは、
編集手帳が、安岡章太郎をとりあげてます。
産経抄は、小林秀雄からはじまっているので、
安岡章太郎につながるかと思いきや違いました。
産経抄は小林秀雄の文芸評論についてで、
一度書き上げた原稿から不要と思う表現や言葉を削除し、
それで、完成した文章は簡潔にして難解だという。
そのことから
「28日の安倍晋三首相の所信表明演説は
異例といえるほど簡潔だった。・・余計な
修辞やカタカナ文字も避けていたから、
こちらは難解ではなかった。・・・」
とつながるのでした。
私の安岡章太郎というと
まず思い浮かぶのは「流離譚」。
文庫本「流離譚」の解説は小林秀雄。
単行本を本棚をさがすのですが、
あれ、どこにいったのか見つからない。
読売新聞の一面死亡記事で92歳だったんですね。
一面記事には、残念「流離譚」の書名は出てこない。
第二社会面に、主な作品として記載がありました。
産経新聞は一面には、とりあげられておらず。
社会面の四コマ漫画が載る箇所に(産経は四コマなし)
スペースをとって載っておりました。
安岡章太郎さんの本といえば、
井伏鱒二についての随筆など、楽しく読んでおりました。
その単行本も、さがせどもみあたらない(笑)。
そうそう。サイン会に出かけたことでした。
古本で講談社の安岡章太郎全集(昭和46年)を買っておりまして、
そのなかの「志賀直哉私論」をもっていって、
新刊のサイン会なのに、あつかましく
その本にサインをしてもらったのでした。
追記(2月3日)
昨日、古本の安岡章太郎著「小説家の小説論」(河出書房新社)が出てきました。ここにも、安岡章太郎氏のサインがはいっている。
そういえばと、思い出したのは、紀伊国屋書店のサイン会に一人2冊までサインしてもらえて、この本にもサインしてもらったのでした。ミーハーでウキウキして、けっきょく、安岡氏の顔もよく見てこなかったなあ。
一度だけ、作家のサイン会に並んだことがありました。
それは、新宿紀伊国屋書店で安岡章太郎氏のサイン会。
今日の朝刊に「安岡章太郎さん死去」の記事
で思い出しました。
ちょうど、一月は産経と読売をとっているので、
両方を読み比べることができました。
一面コラムでは、
編集手帳が、安岡章太郎をとりあげてます。
産経抄は、小林秀雄からはじまっているので、
安岡章太郎につながるかと思いきや違いました。
産経抄は小林秀雄の文芸評論についてで、
一度書き上げた原稿から不要と思う表現や言葉を削除し、
それで、完成した文章は簡潔にして難解だという。
そのことから
「28日の安倍晋三首相の所信表明演説は
異例といえるほど簡潔だった。・・余計な
修辞やカタカナ文字も避けていたから、
こちらは難解ではなかった。・・・」
とつながるのでした。
私の安岡章太郎というと
まず思い浮かぶのは「流離譚」。
文庫本「流離譚」の解説は小林秀雄。
単行本を本棚をさがすのですが、
あれ、どこにいったのか見つからない。
読売新聞の一面死亡記事で92歳だったんですね。
一面記事には、残念「流離譚」の書名は出てこない。
第二社会面に、主な作品として記載がありました。
産経新聞は一面には、とりあげられておらず。
社会面の四コマ漫画が載る箇所に(産経は四コマなし)
スペースをとって載っておりました。
安岡章太郎さんの本といえば、
井伏鱒二についての随筆など、楽しく読んでおりました。
その単行本も、さがせどもみあたらない(笑)。
そうそう。サイン会に出かけたことでした。
古本で講談社の安岡章太郎全集(昭和46年)を買っておりまして、
そのなかの「志賀直哉私論」をもっていって、
新刊のサイン会なのに、あつかましく
その本にサインをしてもらったのでした。
追記(2月3日)
昨日、古本の安岡章太郎著「小説家の小説論」(河出書房新社)が出てきました。ここにも、安岡章太郎氏のサインがはいっている。
そういえばと、思い出したのは、紀伊国屋書店のサイン会に一人2冊までサインしてもらえて、この本にもサインしてもらったのでした。ミーハーでウキウキして、けっきょく、安岡氏の顔もよく見てこなかったなあ。