屋山太郎著「日本人としてこれだけは学んでおきたい政治の授業」(PHP研究所)を読んでいるところです。ああ、たのしいなあ。よくわかる愉しみ。
とりあえず。第1講。
そこには、中西輝政氏の名前が登場しておりました。
「・・・これこそ日本文明の特徴で、京都大学の中西輝政教授にいわせると、日本の文化は「堆積の文明」だという。一つひとつの文明が堆積して、それで1500年からもっと前、神道とか仏教とか儒教から数えると、古い価値観が一つも排除されずにミックスドアップして日本の精神的伝統、価値観が形成されています。・・」(p51)
第1講の最後は、こうありました。
「戦後の自虐史観、日教組教育とは一線を画した教科書が先述の『新しい日本の歴史』で、市販もされています。「『伝統と文化の尊重』を挙げた改正教育基本法の趣旨に最も適っている」(神奈川県横浜市の採択理由)ということで、歴史・公民を合わせて全国409の公立校で採択されました(2011年9月20日現在)。・・・『新しい日本の歴史』は、日本史で『必須』の人物をちゃんと網羅しています。ぜひ拳拳服膺して、皆さんのものの見方、考え方に役立ててください。各論を勉強して自分なりの歴史観を築いていくのは、それからでも十分間に合うでしょう。京都大学の中西輝政教授は、大学院のゼミの学生全員の必読書にするといっています。」(p59~60)
第1講で、鮮やかなのは、ここでしょうか?
「国益という点で考えると、2011年は日本にとって三つ、いいことがありました。
一つ目は、これまでの教科書のレベルをはるかに上回る育鵬社の『新しい日本の歴史』と『新しいみんなの公民』という教科書が生まれ、全国各地で採択されたこと。・・
二つ目は、女子サッカーの『なでしこジャパン』が、ワールドカップでアメリカを下して世界一になったこと。・・
三つ目は、菅内閣がやっと退陣したこと。これは本当によかった(笑)。
しかしもう一つ付け加えるならば、2011年3月11日、わが国が東日本大震災という信じがたい災害に見舞われながらも、東北を中心としてわれわれ日本人の一人ひとりが『高貴さ』を見失わなかったことです。・・・」(p21~22)
うん。この本を読み終ったら、この教科書を買うことにします。
とりあえず。第1講。
そこには、中西輝政氏の名前が登場しておりました。
「・・・これこそ日本文明の特徴で、京都大学の中西輝政教授にいわせると、日本の文化は「堆積の文明」だという。一つひとつの文明が堆積して、それで1500年からもっと前、神道とか仏教とか儒教から数えると、古い価値観が一つも排除されずにミックスドアップして日本の精神的伝統、価値観が形成されています。・・」(p51)
第1講の最後は、こうありました。
「戦後の自虐史観、日教組教育とは一線を画した教科書が先述の『新しい日本の歴史』で、市販もされています。「『伝統と文化の尊重』を挙げた改正教育基本法の趣旨に最も適っている」(神奈川県横浜市の採択理由)ということで、歴史・公民を合わせて全国409の公立校で採択されました(2011年9月20日現在)。・・・『新しい日本の歴史』は、日本史で『必須』の人物をちゃんと網羅しています。ぜひ拳拳服膺して、皆さんのものの見方、考え方に役立ててください。各論を勉強して自分なりの歴史観を築いていくのは、それからでも十分間に合うでしょう。京都大学の中西輝政教授は、大学院のゼミの学生全員の必読書にするといっています。」(p59~60)
第1講で、鮮やかなのは、ここでしょうか?
「国益という点で考えると、2011年は日本にとって三つ、いいことがありました。
一つ目は、これまでの教科書のレベルをはるかに上回る育鵬社の『新しい日本の歴史』と『新しいみんなの公民』という教科書が生まれ、全国各地で採択されたこと。・・
二つ目は、女子サッカーの『なでしこジャパン』が、ワールドカップでアメリカを下して世界一になったこと。・・
三つ目は、菅内閣がやっと退陣したこと。これは本当によかった(笑)。
しかしもう一つ付け加えるならば、2011年3月11日、わが国が東日本大震災という信じがたい災害に見舞われながらも、東北を中心としてわれわれ日本人の一人ひとりが『高貴さ』を見失わなかったことです。・・・」(p21~22)
うん。この本を読み終ったら、この教科書を買うことにします。