和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

理由は単純で。

2016-12-28 | 短文紹介
藤井厳喜著「トランプ革命で復活するアメリカ」(勉誠出版)
を途中まで読んでいるところです。

読むとその場で忘れるのが得意ワザ。
その場で書き残しておくことがなにより。

ということで、一箇所引用。


「日本のメディアが殆どといっていいほど、
『討論会におけるクリントン勝利』を報じたのは、
主にニュースソースがCNNに偏っていたからである。

それでは何故、CNNに偏ってしまったのかといえば、
理由は単純で、CNNだけが日本語の同時通訳をつけて
放送していたからである。つまり、日本人記者の多くは
十分な英語力がないのでCNNの同時通訳に頼り切って
いたのであろう。これが日本の大手マスコミの実態である。
もっとも日本で取材をしている外国人特派員の日本語能力も
誠にお粗末なものである。有楽町には伝統ある外国人特派員
協会があるが、ここに所属している外国人記者で、日本語で
取材活動ができる記者は、果たしてどれだけいるだろうか。
まして日本語の読み書きも自由にできる人間といったら、
殆ど数える程しかいないはずである。大部分の特派員は、
十分な日本語能力がなく、日本人の通訳兼助手に頼り切っている。
悲しいかな、これが実状である。」(p113)


はい。まだ半分しか読んでいない(笑)。
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五分間で

2016-12-25 | 手紙
来年こそは、
日記を書こう(笑)。
といつも思うのでした。

KOKUYOのCampusノートに
weeklyDiary2017というのが
あったので購入。

そのはじまりは2016年12月26日から
来年の一週間前からの始まりになっていました。

「一年の計は、元旦にあり」
というのは、やめて
「一年の計は、今でしょ」。

板坂元氏は「永遠の差がある」といいます。

「『明日の朝から』というのは
場合によっては『今から』とは
十時間足らずの違いなのだが、
現実には永遠の差があるものなのだ。」
(p23「発想の智恵 表現の智恵」)

こうもありました。

「慣れれば人を待つ五分間で
ハガキ一枚くらい書くことができる。」(p16)



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そうこうしているうちに。

2016-12-24 | 道しるべ
板坂元著「発想の智恵表現の智恵」は
新書サイズで、一日一言のような構成。
ご自身の著作から、一行か二行の言葉が、
ご自身の手で選ばれ、解説しています。

今回、読み返していたら、
草仮名の箇所が印象に残りました。

その「草仮名」が出てくる二か所を引用。

「・・学者も同じことで、他人の意見を平気で
自分のもののように誇示したがる手合いがいる。
いつかある女性に『のである』『わけである』の
構文について説明したら、ものの三十分もしないうちに
別のところで『私は、こう考えている』と、
まるで自説のようにひけらかしていた。
この女性は、草仮名も読めないくせに、
読んだような顔をして論文を書いている・・
ゴマスリも達者で、大きな面をしてのさばっている。
江戸言葉でいうと『下衆』の一語に尽きる。」(p179)


はい。ハウツウ本ばかり読んでいた私なので、
さしあたり、「この女性」の後追いしていたようなもの。
そう思う、この頃(笑)。

さてっと、もう一箇所引用。

「私は江戸文学を専攻していたので、
卒論を書くに当たって、まず草仮名を読むことから始めた。
・・・
平均的日本人なら三週間前後で一応の基礎ができるはずだ。
方法は簡単だ。まず、草仮名の表を手に入れる。
これを手掛かりに、江戸時代の板本を読む。・・・
・・・・芭蕉の短冊写真だとか、読みやすいもので
鑑賞にたえるものを取り上げて集中していくことだ。
俳句なり書画なり、何でもよいから字を読むこと以外の
目的を立てて、字を読む練習をしなければ、
上達は途中で止まってしまう。・・・・
実用を離れては上達はしにくい。
草仮名読みも同じことだろう。」(p134~135)


ところで、p164~165に
徒然草からの引用がありましたので、
ついでに、引用。

「『徒然草』の中に、
お坊さんになろうと決心した人の話が出てくる(188段)。
この人は『お坊さんになったら、ほうぼうに招かれるようになる。
そのとき馬に乗れなかったら不便だ』と、まず乗馬の練習をした。
つぎに『法事に招かれたとき、仕事のあとで酒宴に出なければならない。
そのとき歌くらい歌えなくては』と歌の練習に励んだ。
が、そうこうしているうちに年をとってしまい、
仏教の勉強をする時間がなくなってしまった。」
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芭蕉のニセモノ。

2016-12-23 | 道しるべ
板坂元著「発想の智恵表現の智恵」(PHP研究所)
をパラパラとめくってみる。
まず、まえがきに芭蕉の名が登場してる。
うん、おもしろそうなので、
パラパラと芭蕉が登場する箇所を
ピックアップしてみることに。

まずは、こんな箇所。

「かつて私が書いた芭蕉の『おくのほそ道』の文を
ほとんど丸写しにされたことがあった。
また、私の学んだ某大学助教授は他大学の資料を
了解なしに発表して大騒ぎになったこともあった。」

とはじまる文の最後は

「たとえどんな小さい問題でも、既に学会の定説に
なっているもの以外は、いちいち断ってその説を
立てた人の名前を記す必要がある。几帳面な人は
『何月何日の何々との談話による』とか
『某氏の手紙による』などとフットノートを
つけている人もいるが、そういうクセを若いとき
から身につけておくことは非常に大切だ。」(p74)


関連しそうな箇所として

「学界というところは、人の尻にくっついて歩いて、
すぐ自分の著作に取り入れようとする手合いが多い。
『おくのほそ道』の語句の研究をしていたころ、
私が発見すると、すかさず自分の著書に我が物顔に
借用する泥棒猫のような学者がいて、
腹が立ってしかたがない。・・・・
私は面倒くさくなって、調べたことを発表するのを
中止してしまった。カードもちゃんと揃っているし、
多少は新しい説も持っているけれども、自分だけ楽しんで、
他人の著作を見ては『こいつは知らねぇな』とほくそ笑む。
その楽しみは意地悪に違いないのだが・・・」(p154~155)

この本の最後にも芭蕉が登場しておりました。
それも引用しておきます。

「私たちが学生のころ、俳諧を勉強していて、
芭蕉やら蕪村やらの真蹟というものを調べるとき、
先輩から本物ばかりをたくさん見るようにとよくいわれた。
芭蕉の書いたと称されるものは、
おそらく99%はニセモノだろう。・・・
これは書画とかだけの問題でなく・・・
生活万般に言えることだと思う。
読書にしても、すぐれた古典的なものを
繰り返し読むことによって、鑑識眼ができてくる。・・」(p202)

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飽きが来なければ。

2016-12-22 | 道しるべ
そういえば、板坂元氏に「おくのほそ道」
(講談社文庫:板坂元白石悌三校注・現代語訳)が
あったんだと、その現代語訳を読む。
その際、板坂元著「考える技術・書く技術」も
本棚からいっしょに取り出す。

さてっと「考える技術・書く技術」から
この箇所を引用。

「雑学といえば、わたくしが卒論のために俳諧の
資料を集めていた頃、天理図書館の一室で
中村幸彦教授(当時は古義堂文庫主任)から
突然『雑書をたくさん読みなさい』といわれた
ことがある。おそらく、そのころ自分のやっている
主題を、文字通り重箱の隅を楊子(ようじ)で
つっつくようなことしかやっていなかったので、
見かねてそう忠告されたものと思う。
・・・・・・
まったくの好奇心でのぞいた本に興味がわけば、
その本に引用されている文献や、参考文献として
あげられている本を買う、そしてまたその本にある
参考文献から別な本を、というふうにして
連鎖的に拡張して行けばよい。
飽きてきたら、そこで中止するし、
飽きが来なければどんどん深入りする。
そういうふうにして、
あるものは生涯のつれ合いとなったものも
いくつかはある・・・・」
(p61・講談社現代新書)


はい。
「飽きてきたら、そこで中止するし、
飽きが来なければどんどん深入りする。」

うん。これで行きます。

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年賀はがき投函。

2016-12-18 | 地域
毎年年賀はがきは40~50枚。
今年は、はやめに投函できました(笑)。

毎年、本を並べて、
本だけの記念写真。
ということで、
年賀はがきに並んだ本をご紹介。


「絵で読む古典シリーズ 百人一首」(学研)
大岡信「ビジュアル版 百人一首」(世界文化社)
「原色小倉百人一首」(文英堂)

うん。今回は年賀らしい本となりました。

古橋信孝・森朝男「万葉集百歌」(青灯社)
森朝男・古橋信孝「残したい日本語」(青灯社)
宮本常一「絵巻物に見る日本庶民生活誌」
宮本常一「イザベラ・バードの旅」(講談社学術文庫)
桑原博史全訳注「おとぎ草子」(講談社学術文庫)
「女子学生、渡辺京二に会いに行く」(文春文庫)
外山滋比古「乱読のセレンディピティ」(扶桑社)
外山滋比古「乱談のセレンディピティ」(扶桑社)
鈴木棠三編「俳説ことわざ辞典」(東京堂)
伊藤正雄「芭蕉連句全解」(河出書房新社)
NHK100分de名著「司馬遼太郎」磯田道史
日本古典文学全集「御伽草子集」(小学館)
鈴木棠三「今昔いろはカルタ」(錦正社)
別冊太陽「いろはかるた」74年冬

今年は、ブログの更新が
滞りがちでした。
来年は、滞りなく更新できますように。
来年も、よろしくお願いします。

ということで、ブログをご覧の方への
年賀はがきを、いま投函したつもり(笑)。

そういえば、
今日、雑誌Hanada2月新春号届く。
最後に、「編集長から年賀状が届きます」
p333とあります。定期購読者に
編集長から年賀状をお届けするのだそうです。
へ~。新年のお楽しみ(笑)。
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いたずらに市人に向うが如し。

2016-12-15 | 道しるべ
「俳説ことわざ辞典」をパラリとひらくと、
語の説明文に「実語教にあることば」とある。
うん。実語教とはなんぞや。
知らなかったので、
ネット検索すると、
齋藤孝著「子どもと声に出して読みたい実語教」(到知出版社)
が平成25年3月に出版されている。
こりゃ、ありがたいと思いながら、
さっそく取り寄せる。
パラリとひらけば、そこに

習い読むといえども復(ふく)せざれば、
 ただ隣の財(たから)を計(かぞ)うるが如し。


師に会うといえども学ばざれば、
 いたずらに市人(いちびと)に向(むか)うが如し。

齋藤孝氏のこの本の帯には
「日本人の心を育んだ29の教え
 寺子屋教育の原点はここにあった」
とあります。

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加藤達也氏の山本七平賞。

2016-12-11 | 産経新聞
雑誌「Voice」1月号を読む。
第25回山本七平賞の発表が掲載されていた。
受賞作は
加藤達也著「なぜ私は韓国に勝てたか」
特別賞は
三好範英著「ドイツリスク」

せっかくなので
受賞作についての選評から引用。

伊藤元重氏
「隣の国であるはずの韓国であるが、
私たちは驚くほどこの国のことを知らない。
・・政治、教育、文化、社会など、
韓国の中身を理解しないかぎり、
全体としてのあの激しい反日の理論も
理解できないだろう。その意味では、
この本の中で司法の部分が抉り出されたことは
貴重な情報である。」

呉善花氏
「韓国政治社会の実相を知り、
韓国とどう付き合うべきかを
知るための最適書であるとともに、
日韓関係史上大きな意義をもつ書
と評価し受賞作としたい。」

中西輝政氏
「われわれに『ああ、韓国って
こういう国だったのか】ということを
じつに腑に落ちるかたちで理解させてくれる。」

養老孟司氏
「加藤氏の作品は、事実の記録として、
さらに韓国という隣国への理解に
大きく資するという二つの点で、
将来的にも貴重だという評価がなされた。」

渡部昇一氏
「加藤達也氏の『なぜ私は韓国に勝てたか』は
二つの面から戦後画期的な著作であると思う。
第一は韓国という国がまだ近代国家になっていない
ことを、自らの体験を通じて具体的に世界の目に
曝(さら)して見せてくれたことである。
・・・・・
加藤さんの功績の第二は、
戦後は聞くことが稀になった
『日本男児ここにあり』という
意気を示したことであった。
加藤さんは独りで戦い抜いたのだ。
それにはついに世界のマスコミも動き出し、
最後には頑迷な韓国が屈したのだ。
最近、稀な痛快事ではないか。」

Voice1月号には
呉善花(おそんふぁ)氏と加藤達也氏の対談
も掲載されておりました。
対談の最後の加藤氏の言葉も引用しなきゃね。


呉】 ・・・・論理が通用しない国と
付き合ってエネルギーを消耗するのは
得策ではありませんから。

加藤】 その意味で韓国は、あらゆる点で
共同歩調を取ることが難しい政治体制に
変貌してしまいました。
日韓の価値観の共有が困難であることは、
外務省ホームページで公開している
韓国に関する記述からも明らかです。
日本は、国際社会のなかで韓国と協調していける
という甘い願望は捨てなければいけません。
韓国を他に類のない特異な国として、
厳しく接していく必要があります。
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俳論からはいる。

2016-12-04 | 道しるべ
俳諧について読みたいのですが、
遅々として読めない、読まない(笑)。

さてっと、
尾形仂・大岡信「芭蕉の時代」(朝日新聞社)
を読みはじめる。
俳句では、なぜ入り込めなかったのか?
連句になると、なぜ楽しめそうなのか?
その疑問を簡単に解いてくれる箇所が
ありましたので、そこを引用。

「大岡さんが俳論から芭蕉に親しんでいった
という話をされましたが、私もまったくおなじです。
能勢先生も、まず俳論からはいってかまいません
と言っておられました。たしかにそうなんです。
発句や連句の世界に素手で体当りしても、
はじき返されるだけです。
しかし俳論のほうは、作品に対する自解を示して
くれるものだし、心がまえを示してくれるものですから、
なんとか読み解いていくことができる。」(p14)

尾形】 ・・カルチャーセンターみたいなところで
芭蕉の講義をたのまれるときに、
芭蕉の連句をとりあげて話すことがあるのです。
俳諧というのは一句ごとの俳句のことではなくて
実はこれなんだと言って、歌仙をどれかひとつ
とりあげて話しますと、連句を読むのははじめて
という人たちが、みんな非常に感心しますね。
芭蕉たちの言葉の豊かさとその使い方の巧みさに
びっくりしたという感想がかえってきます。

大岡】 結局それは日本語の豊かさの発見であるわけですね。
日本語の豊かさは実はそういうものに最も高度に発揮されて
いるのですから。

尾形】 そうですね。 (p36)


うん。
私が伊藤正雄著「俳諧七部集芭蕉連句全解」(河出書房新社)
を読んだ時の興奮は、けっして私一人だけじゃなくって、
どなたでもたどれる道筋なのだと示してくださっている。
そう、決して細道じゃなくて、連句理解への王道。
はい、私の前にその扉はひらかれた(笑)。
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確言する人。

2016-12-01 | 道しるべ
月刊雑誌1月号が3冊。
「Hanada」「WiLL」「正論」。
テーマが絞られているので、
読み甲斐がありました。

まずは、蒟蒻問答から引用。

編集部】 メディアでは木村太郎さんと藤井さん以外、
トランプ勝利を確言する人はいませんでした。(p102)

Hanadaでは、その木村太郎氏と櫻井よしこ氏との
緊急対談(p32~43)。
WILLでは、その藤井厳喜氏の
「大マスコミはウソだらけだった」(p82~94)。


まずは、ここらあたりから読まれると
「新聞」との距離の取り方を教えられます(笑)。

マスコミによる、アメリカ大統領選挙の報道状況は
「正論」のメディア裏通信簿(p316~)が
変な具合に状況を味読させてもらえます(笑)。

少しは引用していかないと、
つまりませんですね。

櫻井よしこ氏との対談で木村さんは(p34~)

・・相手のヒラリー・クリントン氏があまりにも
酷すぎたことです。言葉は悪いですが、
『スケベオヤジ』と『利権まみれの嘘つき政治家』
のどちらを選ぶかということでした。
・・・・失礼しました(笑)。
でも、本当にそうなんですよ。
内部告発サイト『ウィキリークス』によって、
夫のビル・クリントン氏とヒラリー氏の金まみれ、
利権まみれぶりがどんどん暴かれましたよね。

櫻井】 『クリントン・キャッシュ』という本も
出版されました。ヒラリー氏が国務長官だった時期に、
夫のビル・クリントン氏が運営するクリントン財団に
海外の政府や企業が多額の献金を行っていたことなど、
クリントン夫婦を巡る数々の疑惑が書かれて話題になりました。

木村】 実は『クリントン・キャッシュ』は漫画本にも
なっていて、これがアメリカで大うけなんです。
ニューヨークタイムズが掲載している書籍売り上げ
ランキングで一位になった。ところが、
ニューヨークタイムズはヒラリー氏を支持していたので、
そのことを一切話題にしなかった。

  ここから具体的な内容となります。

木村】 たとえば、ヒラリー氏が国務長官時代に
ロシアのプーチン大統領と会談した時の話です。
ヒラリー氏は『プーチンに厳しいことを言ってやったわよ』
と得意げに帰国したのですが、それからしばらくして
夫のビル・クリントン氏がロシアで一時間講演して、
五千万円を貰っている。

 鳩山元首相は、ランクからいっていくらぐらい貰うのか?

木村】 今度は、ロシアの国営原子力企業が
アメリカのウラン鉱山を所有するカナダ企業を
買収したいとなった時、買収が成立すれば
アメリカのウランをロシアが保有することになるため、
アメリカでは国家安全保障上の問題で国務省の
許可が必要となった。その時、ロシアの国営原子力企業が
クリントン財団に二度、二億五千万円と二億三千五百万円
を寄付したんです。すると、国務長官のヒラリー氏は
あっさりこの買収案件を承認してしまった。
その他にも・・・・

櫻井】 『クリントン・キャッシュ』には、
ヒラリー氏が国務長官を務めた四年間で、
国務長官室に呼んだ人の約半数がクリントン財団に
大口の献金をした人物であることも書かれています。

木村】 ・・・ウィキリークスにはこんな話も
出てきますよ、中国の習近平国家主席と非常に近い
中国人実業家が、二億円をクリントン財団に寄付した。
・・・・
なぜこのことが明らかになったかというと、
バージニア州のマコーリフ知事が、この中国人実業家
から約一千三百万円の違法な選挙資金の提供を受けた
疑いで、FBIと米司法省に調べられていたんです。
マコーリフ氏は2008年の大統領選でヒラリー氏の
選対責任者を務め、クリントン財団の幹部を務めた
経歴の持ち主で、捜査を進めていく過程で、
何と同じ中国人実業家がヒラリー氏に二億円もの
献金をしていたことが判明したんです。
こうした事実が次々と出てくる。
ところが、アメリカのメディアはほとんど報じない。


 うん。ここらで藤井厳喜氏の
「大マスコミはウソだらけだった」からも
引用しておきましょう。

「選挙直前の政治集会にしてからが、
クリントン陣営では全く人が集まっていないのである。
わずか数百人の観客を演台の周りに集めて、
あたかも多数の支持者が結集していたかのように
見せかけているが、カメラを引きで撮れば、
会場の後方は空席ばかりである。
トランプ支持者の集会には、万単位の大衆が溢れ、
その熱気が凄い。こういう生の映像を見ていると、
MSM(メイン・ストリーム・メディア)が流出
させるクリントン優位の世論調査が如何に現実を
反映していないかは、自ずと明らかであった。
MSMの情報操作に惑わされないだけの十分な情報は、
インターネット上で提供されていたのだ。」(WILL p89)

「2016年9月末までのテレビ・コマーシャルなどへの
選挙広告の出費額はクリントン陣営二億四百万ドルで、
トランプ陣営は四千八百七十万ドルである。
金権候補クリントンは、
まさに選挙をカネで買おうとしていたのだ。
テレビ界がクリントン応援に偏していたというのも、
この数字を見れば、十分に頷けるだろう。」

「私用メール事件の本質とは何だろうか。
それは汚職事件であり、クリントン国務長官が
カネでアメリカの外交政策を売っていたという事件である。
『クリントン国務長官に直接、会いたければ、
何百万ドルをクリントン財団に寄付しなさい』
これが彼らがやっている売国ビジネスであった。
その実態を知られたくない為に、クリントンは
初めから私的サーバを使って側近とのやり取りを
隠蔽しようとしてきたのである。」(p92)


うん。どの雑誌も、
手に取れば情報満載。
あとは、読む方しだい。
日本の新聞が教えてくれない
それが1月号月刊誌に情報満載。
この情報は読めます。読ませます。

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