「この本は、2013年の4月から6月にかけて
行った、やなせたかし先生のインタビューを
まとめたものです。『オレはもう死ぬぞ』と
前置きしてからお話しなさる先生でしたが、
とてもお元気で、取材テープの声もしっかり
張りがあります。まさか、数ヶ月後に
お亡くなりになるとは、考えてもいませんでした。」(p142)
こうあるのは、「ぼくは戦争は大きらい」(小学館・2013年)
という本の編集後記でした。
その「はじめに」で、やなせたかし氏は、
「ぼくは、昭和15年から5年間、日本陸軍の兵隊でした。」
「今頃になって、なぜ戦争中のことを話す気に
なったのか、というと、ひとつにはぼく自身が
90歳を超えて、同世代にはもう戦争体験を
語れる人がほとんどいなくなったことがあります。」
誇張も卑下もなく、すぐそばで、
等身大の戦争体験を、笑いながら語っている。
そんなような、鮮やかな語りかけが伝わってくる
ようです。読めてよかった(笑)。
行った、やなせたかし先生のインタビューを
まとめたものです。『オレはもう死ぬぞ』と
前置きしてからお話しなさる先生でしたが、
とてもお元気で、取材テープの声もしっかり
張りがあります。まさか、数ヶ月後に
お亡くなりになるとは、考えてもいませんでした。」(p142)
こうあるのは、「ぼくは戦争は大きらい」(小学館・2013年)
という本の編集後記でした。
その「はじめに」で、やなせたかし氏は、
「ぼくは、昭和15年から5年間、日本陸軍の兵隊でした。」
「今頃になって、なぜ戦争中のことを話す気に
なったのか、というと、ひとつにはぼく自身が
90歳を超えて、同世代にはもう戦争体験を
語れる人がほとんどいなくなったことがあります。」
誇張も卑下もなく、すぐそばで、
等身大の戦争体験を、笑いながら語っている。
そんなような、鮮やかな語りかけが伝わってくる
ようです。読めてよかった(笑)。