中西輝政著「日本人として知っておきたい外交の授業」(PHP研究所)のあとがきに
「歴史を奪われた民は、必ず国家をも奪われる。・・・
この窮地から脱するためには、何をおいても古くて、そしていまや新しい歴史観の回復が求められている。そこからしか、日本が再び立ち上がる道はないように思うからである。そしてそのことは、もはや戦後の古い世代には望めない。・・・次代の日本を担うことになるであろう生気溢れる若者たちにぜひともこの使命を果たしていってもらいたい。
最後に、四十年前にイギリスに留学したとき、『日本を知る鍵は、その卓越した歴史の連続性を深く理解することにある』と喝破し・・大きく方向を示してくれた恩師、故ヒンズリー教授に本書を捧げたいと思う。」
ここでいうところの
「もはや戦後の古い世代には望めない」というのは、戦前・戦中の古い世代のことではなくて、戦後生まれの古い世代のことであります。
「歴史を奪われた民は、必ず国家をも奪われる。・・・
この窮地から脱するためには、何をおいても古くて、そしていまや新しい歴史観の回復が求められている。そこからしか、日本が再び立ち上がる道はないように思うからである。そしてそのことは、もはや戦後の古い世代には望めない。・・・次代の日本を担うことになるであろう生気溢れる若者たちにぜひともこの使命を果たしていってもらいたい。
最後に、四十年前にイギリスに留学したとき、『日本を知る鍵は、その卓越した歴史の連続性を深く理解することにある』と喝破し・・大きく方向を示してくれた恩師、故ヒンズリー教授に本書を捧げたいと思う。」
ここでいうところの
「もはや戦後の古い世代には望めない」というのは、戦前・戦中の古い世代のことではなくて、戦後生まれの古い世代のことであります。