映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

定額給付金と限界消費性向

2009-03-07 05:26:21 | Weblog
あれほど悪口言いまくられた定額給付金も国会通った。
ちょうどいいタイミングで小沢代表秘書逮捕でほっとする自民党関係者は多いのではないか?

前からブログでいっているが、個人的には「定額給付金」賛成である。
世の中エエカッコしい人が多く、素直な日本人なんで少ないんだろうと思う。
給付金反対のほうが半数以上と多いが、いざ配賦されたらもらうと答えた人が80%である。いやだなあ日本人。もっといい使い道があるだろうという人あるけれど、福祉だとかいっても実際何に使われるかわかったものじゃない。それだったら個人に渡すほうが絶対いいはずだ。乗数効果だっておこる。

経済学に限界消費性向という概念がある。所得のうちのどれだけを消費に回すかということだが、以前民間のアンケートでは60~70%程度は消費に使うという話があった。そうすると仮に60%としても経済学の教科書的に2兆円の給付金で5兆円程度の効果があると考えられる。微々たるものかもしれないが、福祉に使うよりはましだ。ある意味それで医療費の一部になる場合も多いだろう。

今でこそだめになっているが、湾岸戦争以来の米国経済復興には日本などからの大量の戦費負担のお金が米国に流れ込んだことが大きかったと私は思う。お金が入れば絶対に乗数効果がおこる。「金は天下のまわりもの」とはよく言ったもので、経済は大きく活性化される。ケインズ経済学を否定する人も多いが、原書も読んだこともない人がケインズを否定するのはもってのほかで、彼の著作そのものを読むと凄みがわかる。

しかし、鳩山総務大臣のパフォーマンスも困ったものだ。いったん決まったことをひっくり返すというのはかっこよく見えるけれど、それによって迷惑をこうむる人がどれだけいるのか考えたほうがいい。青島幸男もエエカッコしいで都知事になって公約どうりに世界都市博をつぶした。あれも狂っている。だからか?死に際は良くなかったと思う。放送作家時代のかれは尊敬しているけど。。。。
鳩山、麻生はおじいさんの代では犬猿の仲だったのにお互い学習院初等科出身のお坊ちゃん同士仲良くしているのはこっけいだ。早く二人には去ってほしい。
コメント
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