映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

忍ぶ川  栗原小巻

2009-03-06 17:48:34 | 映画(日本 昭和49~63年)
栗原小巻のヌードは当時ものすごい話題だった。
清純派俳優の中でも彼女は格上の印象
ビックリするくらいすごい映画だとも思わないが、一見の価値はある。

加藤剛は津軽の旧家の息子。兄2人が行方不明になったり、姉も身投げしたり病気になったりと悲劇的な家族関係。大学を途中で飛び出し、代用教員となるが、もう一度大学に戻る。
栗原小巻は洲崎遊郭の射的場の娘、父親が病気になり栃木に引っ込む。仕送りのために「忍ぶ川」という割烹?で働く。その店で二人は知り合う。栗原は持ち前の美貌でお店のお客さんをはじめとしてたくさん声がかかる。向こう見ずの大学生加藤の誘いに惹かれるが、不幸な身内を考えて付き合うことに戸惑いを持っている。。。。

画面が白黒であることが雪景色をより美しく見せる。
特に大雪の中、加藤の故郷に到着する汽車から降りる加藤と栗原を加藤の母が迎えるシーンがある。かなり大粒の雪が降っている。いかにも雪国らしい情感を感じさせる美しい画面だ。

また二人が寄り添う部屋から、加藤栗原がふとんにくるみながら外を走る馬車を見るシーンがある。これもなかなかいい。かえって露骨にカラーでないのがいい場合もあるものだ。

新珠三千代主演「洲崎パラダイス」では、洲崎遊郭手前のいっぱい飲み屋が舞台であった。今回は栗原が遊郭の中の生まれということで、中を写す。
これはロケなのか?セットなのか?いずれにせよ趣を感じる。
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NYたいへんだ

2009-03-06 07:14:15 | Weblog
ニューヨークの株が下げ止まらない

平成8年10月ちょうど12年少し前にアメリカにいったときは、株価水準今と同じだったが、株価上昇ですごく盛り上がっていた。米国経済の先がばら色のような感じが、ニューヨークへいってもシカゴへ行っても感じられた。

ブロードウェイはものすごくにぎわっていた。
ジュリーアンドリュースが大ロングランでがんばっていた。自分は「ファントム ジ オペラ」を見た。よかった。来ている人たちの華やかさを見ているだけでもよかった。うわさによるとブロードウェイがディスカウントの嵐でしぼんでいると聞く。悲しい。

日本もいわゆる空売りパターンにはまっている。100円近くの円安でも株が上がらないのであるから、円高に向かったら一気に売られるだろう。日本経済ピンチといった感じ。巷ではシコシコ個人が買っているし、そういう話はよく聞く。
野村の株なんて信じられないくらい安いモンね。
チャンスだけど難しい局面だ。
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