ウーピー・ゴールドバーグは おせいじにも美人とは言いがたいが、黒人の中で独特な存在感がある女性である。「ゴースト」のインチキ占い師で存在感を示してから、映画界から引っ張りだこの状態が続いた。この作品でも主役である。
ウーピー・ゴールドバーグは投資信託会社の優秀な証券マン。男性証券マンをしのぐ活躍を見せているが、黒人女性だということで昇格できない。男性同僚に手柄を取られたのに腹を立て退社して自分で投資顧問会社を作る。
前の会社にいたおばさん秘書ダイアンウィーストを仲間にして二人で会社をはじめる。今までの顧客に電話営業をするが、いつも「パートナーがダメだと言うので」の言い訳で断られる。そんな時ウーピーは架空の白人男性パートナーカティを作り上げる。黒人女性だということで真剣にビジネス話に取り入ってくれないからだ。その後カティことウーピーは、IT企業の買収話を察知するなどアタリまくる。渦中の人カティに顧客はしきりに会いたがるが、言い訳じみた話でその場を避ける。しかし、やられっぱなしだったライバル信託会社の陰謀でカティにインサイダー疑惑がかかり証券監視委員会からカティに対して出頭命令がでてくるが。。。。
ニューヨーク舞台のお気楽なコメディ。ウォール街舞台でも相場の話で埋め尽くされているわけでもない。むしろ黒人女性のビジネス界における地位の低さが話のポイントしかし、ウーピー以外はほとんど黒人はでてこない。上司、同僚、仲間の秘書もすべて白人であり、ブラック映画とは一線がある。人種差別反対的話は何もなく、むしろ男尊女卑がテーマともいえる。特殊メイクは傑作である。
アメリカでは金融会社の垣根が取れているせいか舞台が投資顧問会社なのか、投資信託会社なのかが今ひとつわからない。 97年というと、パソコンの性能が急激に良くなっているころ IT会社の買収のテーマは時勢にあっていたであろう。
ウーピー・ゴールドバーグは投資信託会社の優秀な証券マン。男性証券マンをしのぐ活躍を見せているが、黒人女性だということで昇格できない。男性同僚に手柄を取られたのに腹を立て退社して自分で投資顧問会社を作る。
前の会社にいたおばさん秘書ダイアンウィーストを仲間にして二人で会社をはじめる。今までの顧客に電話営業をするが、いつも「パートナーがダメだと言うので」の言い訳で断られる。そんな時ウーピーは架空の白人男性パートナーカティを作り上げる。黒人女性だということで真剣にビジネス話に取り入ってくれないからだ。その後カティことウーピーは、IT企業の買収話を察知するなどアタリまくる。渦中の人カティに顧客はしきりに会いたがるが、言い訳じみた話でその場を避ける。しかし、やられっぱなしだったライバル信託会社の陰謀でカティにインサイダー疑惑がかかり証券監視委員会からカティに対して出頭命令がでてくるが。。。。
ニューヨーク舞台のお気楽なコメディ。ウォール街舞台でも相場の話で埋め尽くされているわけでもない。むしろ黒人女性のビジネス界における地位の低さが話のポイントしかし、ウーピー以外はほとんど黒人はでてこない。上司、同僚、仲間の秘書もすべて白人であり、ブラック映画とは一線がある。人種差別反対的話は何もなく、むしろ男尊女卑がテーマともいえる。特殊メイクは傑作である。
アメリカでは金融会社の垣根が取れているせいか舞台が投資顧問会社なのか、投資信託会社なのかが今ひとつわからない。 97年というと、パソコンの性能が急激に良くなっているころ IT会社の買収のテーマは時勢にあっていたであろう。