映画とライフデザイン

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所有権移転登記に挑戦

2009-08-18 19:33:52 | 家族
昨年11月亡くなった母の相続の所有権移転登記を自力でやることにした。

昨年7月の父のときは相続の申告をする必要があり、税理士に相談した。自力でもできそうだったが、税理士に頼んだ。その税理士の紹介で司法書士に所有権移転登記を頼んだ。登録免許税が高かったが、司法書士への報酬もそれなりに高かった。今回はいったん父の相続を経ているので、基礎控除内ですむので、自力でやってみようと思った。ところが、面倒でなかなかやれなかった。司法書士に頼んだ方がよかったのかとも思ったが、夏休みでもあり自力で所有権移転登記に挑戦した。

父が会社を経営していたので、実家の土地には抵当がついていた。まず残債わずかだったのでそれを返済した。昨年そのための抵当権抹消の登記を自力でやることに挑戦した。このネット時代、ノウハウがネット上に充満している。それを見ながら自分で書式をつくってみた。そして作った申請書を法務局に持っていった。法務局には相談コーナーがある。親切丁寧に教えてくれる。言われたとおり直して印紙をはって提出したら数日後に登記完了していた。支払ったのは規定の登録免許税だけである。こんなに簡単なのかと驚いた。それからずっと母からの所有権移転は自力でやろうとは思っていた。

相続登記というと、自力では絶対に無理なことと思っていた。しかし、父のときの内容はどうも自力でできそうだ。やはりネットを見た。そうすると法務省のホームページに書式があった。何しろ法務省の書式だから何よりそれをつかえばいい。住民票、戸籍謄本を取り寄せた。死んで間もなく母の生まれたときからの戸籍謄本は取得していた。戸籍には印鑑証明のような期限がないらしい。それを使えばいいことがわかった。そしてそれを持って都税事務所で土地建物の評価証明書を取得した。課税証明の金額を見ながら書式を作成した。それでいいのか法務局の電話相談に確認した。そこでいくつか修正した。別に難しいことではない。これでいいのだと確信して、作成した書式と添付書類を持って法務局へ行った。書類は綴じずに相談コーナーへ行った。前もそうだったが実に親切に対応してくれる。相談員の方が綴じてくれ、指摘された印もれのところを印を押し、登録免許税の印紙を貼って提出した。

何かあるかと思っていたが、抵当権抹消と同じで何もなかった。法務局に取りに行ったら、登記完了していた。識別情報という書面をもらった。これが全てである。

司法書士の気分で書類を作成した。こんなに簡単なことだったのか。かなり得した気分だ。もちろん資産家の複雑な話だと面倒なこともあるであろう。しかし、司法書士とはいい商売だと思った。ちょっとのことで一筆につき数万円の報酬が受け取れる。そんなに手間だとは思えない。これなら自分にも司法書士はできる業務かとおもったが、試験は通らないだろうなあ。定年後も商売できそうだから挑戦してみるか。
コメント
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