映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」は2013年日本公開の韓国映画だ。
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子供のころに誘拐され、殺人強盗集団の男たちに育てられ、ワルの能力をもった少年の物語だ。
「チェイサー」「哀しき獣」で強烈な印象を残したキムユンソクが出ているとなると、みるしかない。強盗集団のリーダーを演じている。ここでも期待通りの活躍である。ロードショーで最近見た「悪魔は誰だ」は、韓国映画にしてはちょっと生ぬるい印象をもった。この映画は次から次へと人が死んでいく。ワイルドでいかにも韓国らしい。
17歳のファイ(ヨ・ジング)は幼少の頃、ソクテ(キムユンソク)ら極めて凶暴な5人組の強盗団に誘拐され、その後、親を知らずに17歳となった現在に至るまで、殺人強盗集団のカリスマリーダーであるソクテ、心優しい運転手ギテ、インテリのジンソン、スナイパーのボムス、攻撃的なドンボムこの5人を父と呼び育った。ファイは高い絵描きの才能を持ちながら、犯罪スキルを徹底的にたたき込まれた。
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ある日立ち退きに応じないある夫婦の殺害を命じられた5人は、ファイを連れて夫婦の家にいく。ファイは忍び込んだ“獲物”の家で不思議な感情にとらわれるのであるが。。。
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1.キムユンソク
「チェイサー」のホテトル経営者で強烈な印象を残して、「哀しき獣」で朝鮮族マフィアの親玉を演じた。映画「哀しき獣」での不死身ぶりにはドキドキしてしまった。2つの映画で共演したハ・ジョンウとともに韓国クライムサスペンスには欠かせない存在である。キムユンソクのイメージというのはひたすら強い!!と印象だ。ここでもその期待を裏切らない。ちょっと考えられないストーリー展開には彼のハチャメチャさが必要となる。
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2.カーチェイス
ファイが車を運転する。当然無免許だろう。でも運転テクニックは父親の一人に徹底的に鍛えられているから、警察車両をまくなんて芸当はお手のものという設定だ。そのカーチェイスぶりが凄い。至る所に重機が置いてある工事中の道路を滑走する。ここまで障害物のあるカーチェイスも珍しい。ワアー!!ぶつかるなんてこちらに思わせながら、走りぬく。すげー
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3.残虐なストーリー展開
男児誘拐事件を起こした犯人グループは、身代金受け取りに失敗して逃走する。その子供ファイを育てるのだ。そして彼が大きくなった時、侵入するのがファイの親の家だ。こういう設定自体がえげつない。途中でファイは気づく。でも彼はそれまでにその家で残虐な行為に携わっているのだ。5人の父親だけでなく、捜査に関わった警察など登場人物の関与がどんどん増えていく。この映画の設定はちょっときつい。
映画が終わった後に、ファイを演じたジングは精神鑑定をさせられたという。それはよくわかる。いくらなんでもここまでやるかというストーリー内容だ。そのえげつなさが韓国クライムサスペンスの凄味なのだろう。
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子供のころに誘拐され、殺人強盗集団の男たちに育てられ、ワルの能力をもった少年の物語だ。
「チェイサー」「哀しき獣」で強烈な印象を残したキムユンソクが出ているとなると、みるしかない。強盗集団のリーダーを演じている。ここでも期待通りの活躍である。ロードショーで最近見た「悪魔は誰だ」は、韓国映画にしてはちょっと生ぬるい印象をもった。この映画は次から次へと人が死んでいく。ワイルドでいかにも韓国らしい。
17歳のファイ(ヨ・ジング)は幼少の頃、ソクテ(キムユンソク)ら極めて凶暴な5人組の強盗団に誘拐され、その後、親を知らずに17歳となった現在に至るまで、殺人強盗集団のカリスマリーダーであるソクテ、心優しい運転手ギテ、インテリのジンソン、スナイパーのボムス、攻撃的なドンボムこの5人を父と呼び育った。ファイは高い絵描きの才能を持ちながら、犯罪スキルを徹底的にたたき込まれた。
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ある日立ち退きに応じないある夫婦の殺害を命じられた5人は、ファイを連れて夫婦の家にいく。ファイは忍び込んだ“獲物”の家で不思議な感情にとらわれるのであるが。。。
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1.キムユンソク
「チェイサー」のホテトル経営者で強烈な印象を残して、「哀しき獣」で朝鮮族マフィアの親玉を演じた。映画「哀しき獣」での不死身ぶりにはドキドキしてしまった。2つの映画で共演したハ・ジョンウとともに韓国クライムサスペンスには欠かせない存在である。キムユンソクのイメージというのはひたすら強い!!と印象だ。ここでもその期待を裏切らない。ちょっと考えられないストーリー展開には彼のハチャメチャさが必要となる。
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2.カーチェイス
ファイが車を運転する。当然無免許だろう。でも運転テクニックは父親の一人に徹底的に鍛えられているから、警察車両をまくなんて芸当はお手のものという設定だ。そのカーチェイスぶりが凄い。至る所に重機が置いてある工事中の道路を滑走する。ここまで障害物のあるカーチェイスも珍しい。ワアー!!ぶつかるなんてこちらに思わせながら、走りぬく。すげー
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3.残虐なストーリー展開
男児誘拐事件を起こした犯人グループは、身代金受け取りに失敗して逃走する。その子供ファイを育てるのだ。そして彼が大きくなった時、侵入するのがファイの親の家だ。こういう設定自体がえげつない。途中でファイは気づく。でも彼はそれまでにその家で残虐な行為に携わっているのだ。5人の父親だけでなく、捜査に関わった警察など登場人物の関与がどんどん増えていく。この映画の設定はちょっときつい。
映画が終わった後に、ファイを演じたジングは精神鑑定をさせられたという。それはよくわかる。いくらなんでもここまでやるかというストーリー内容だ。そのえげつなさが韓国クライムサスペンスの凄味なのだろう。