映画「釣りバカ日誌」第一作目を見た。
シリーズ化となって松竹の看板となる作品だ。
どんなシリーズものでも第一作目がある。寅さんもそうだ。ここのところ冴えない映画ばかり選択しまって空振り続きでブログ更新もままならなかった。見ていなかった映画「釣りバカ日誌」のDVDを手に取った。昭和の最後に近づきつつある東京の街と浜ちゃんをみながら気持ちが和らいだ。
舞台は高松だ。
サラリーマン・浜崎伝助(西田敏行)は鈴木建設の万年平社員だ。釣りキチで仕事よりも釣り優先、マイホームもつくった上、愛妻みち子(石田えり)にその日釣った魚を家に持ってかえり捌いて食べるというのが楽しみという生活を送っていた。
ところが、高松から東京本社へ転勤を命じられた。何で奴が?と上司の所長(名古屋章)はできの悪い社員の栄転に驚く。釣り好きの伝助は品川のマンションに引っ越した。そこは釣り船の船着き場のそばだった。配属先の鈴木建設の営業三課で課長(谷啓)をはじめとしたメンバーに歓迎された。しかし、次第にお気楽で仕事をしない主人公の影響が蔓延し、課長はイライラしだす。
そんな時昼に主人公はデパート屋上の食堂で一人の老人(三国連太郎)と知り合った。元気のない定年後のオジサンと思った主人公はその老人を慰めた。そして自分が好きな釣りを彼にすすめ、一緒に釣りに行く約束をした。品川から釣り船に乗る。主人公に餌を釣り針に通してもらいながら、老人はビギナーズラックで思いもよらず釣れた。その日老人は主人公の家でもてなしを受け、気がつくと泊ってしまった。また釣りに行きたいと老人は教えてもらった電話番号を会社からかける。老人は主人公が勤める鈴木建設の社長だったのだ。自分の会社の社員であることを知るが、すぐには言えない。。。。。
品川から釣り船に乗って、スーさんこと三国連太郎が「こんな東京の風景を海から見たことないよ」というシーンがある。そこで映し出される東京湾から見た東京の風景はまったく違う。映画は昭和63年の上映、映し出されるのが昭和62年の光景だとすると、25年前の風景だ。株式のウォーターフロント相場はまさに63年から平成にかけてだ。まだ期待の世界だったのだ。
今の海辺に立ち並ぶビル群を見れば、こうも変わってしまうのかと思う。しかし、東京の地価が取引上で一番高値を付けたのは昭和62年秋に国土法による土地取引届け出制になる前だ。一番土地が高かった時代の風景と今と比較すると奇妙な感じがする。
この映画を見ると、昭和63年の女の子ってこんなんだったのかな?と思ってしまう。まずはメイク、石原真理子ばりに眉毛を濃くするメイクがはやっていた。出てくる女性がみんなそうなんで驚く。髪型も今と比べると洗練されていないような印象だ。当時人気だった山瀬まみも出てくるがちょっと違和感を覚えてしまう。石田えりは熟女路線系のヌードになる前だ。割と痩せている。中身には強烈なバディが隠されているのであるが、気さくでこんな奥さんだったらいいなあと、見ている人に感じさせる浜ちゃんの奥さんを演じている。明るい。わりといいと思う。
脇を固める名古屋章、谷啓、鈴木ヒロミチ、園田裕久がいい。この連中を見ていると昭和ってよかったなあと思う。もちろん西田敏行はエンジン全開でまだ若いし、三国連太郎の味わいもいい。
シリーズ化となって松竹の看板となる作品だ。
どんなシリーズものでも第一作目がある。寅さんもそうだ。ここのところ冴えない映画ばかり選択しまって空振り続きでブログ更新もままならなかった。見ていなかった映画「釣りバカ日誌」のDVDを手に取った。昭和の最後に近づきつつある東京の街と浜ちゃんをみながら気持ちが和らいだ。
舞台は高松だ。
サラリーマン・浜崎伝助(西田敏行)は鈴木建設の万年平社員だ。釣りキチで仕事よりも釣り優先、マイホームもつくった上、愛妻みち子(石田えり)にその日釣った魚を家に持ってかえり捌いて食べるというのが楽しみという生活を送っていた。
ところが、高松から東京本社へ転勤を命じられた。何で奴が?と上司の所長(名古屋章)はできの悪い社員の栄転に驚く。釣り好きの伝助は品川のマンションに引っ越した。そこは釣り船の船着き場のそばだった。配属先の鈴木建設の営業三課で課長(谷啓)をはじめとしたメンバーに歓迎された。しかし、次第にお気楽で仕事をしない主人公の影響が蔓延し、課長はイライラしだす。
そんな時昼に主人公はデパート屋上の食堂で一人の老人(三国連太郎)と知り合った。元気のない定年後のオジサンと思った主人公はその老人を慰めた。そして自分が好きな釣りを彼にすすめ、一緒に釣りに行く約束をした。品川から釣り船に乗る。主人公に餌を釣り針に通してもらいながら、老人はビギナーズラックで思いもよらず釣れた。その日老人は主人公の家でもてなしを受け、気がつくと泊ってしまった。また釣りに行きたいと老人は教えてもらった電話番号を会社からかける。老人は主人公が勤める鈴木建設の社長だったのだ。自分の会社の社員であることを知るが、すぐには言えない。。。。。
品川から釣り船に乗って、スーさんこと三国連太郎が「こんな東京の風景を海から見たことないよ」というシーンがある。そこで映し出される東京湾から見た東京の風景はまったく違う。映画は昭和63年の上映、映し出されるのが昭和62年の光景だとすると、25年前の風景だ。株式のウォーターフロント相場はまさに63年から平成にかけてだ。まだ期待の世界だったのだ。
今の海辺に立ち並ぶビル群を見れば、こうも変わってしまうのかと思う。しかし、東京の地価が取引上で一番高値を付けたのは昭和62年秋に国土法による土地取引届け出制になる前だ。一番土地が高かった時代の風景と今と比較すると奇妙な感じがする。
この映画を見ると、昭和63年の女の子ってこんなんだったのかな?と思ってしまう。まずはメイク、石原真理子ばりに眉毛を濃くするメイクがはやっていた。出てくる女性がみんなそうなんで驚く。髪型も今と比べると洗練されていないような印象だ。当時人気だった山瀬まみも出てくるがちょっと違和感を覚えてしまう。石田えりは熟女路線系のヌードになる前だ。割と痩せている。中身には強烈なバディが隠されているのであるが、気さくでこんな奥さんだったらいいなあと、見ている人に感じさせる浜ちゃんの奥さんを演じている。明るい。わりといいと思う。
脇を固める名古屋章、谷啓、鈴木ヒロミチ、園田裕久がいい。この連中を見ていると昭和ってよかったなあと思う。もちろん西田敏行はエンジン全開でまだ若いし、三国連太郎の味わいもいい。