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映画「るろうに剣心 伝説の最期編」 佐藤健&福山雅治

2014-09-15 14:10:48 | 映画(日本 2013年以降主演男性)
映画「るろうに剣心 伝説の最期編」を映画館で見てきました。
前作京都大火編の最後で突如大物が登場して、三作目を楽しみにしていました。そう福山雅治の登場です。前作はなんと45億を超える興行収入があるそうだ。2作目見た人は普通であればついつい3作目も行ってしまうのでは??自分もそのくちです。

前作のラストでは海岸で倒れている剣心を福山が助ける。その福山雅治と対決する場面を予告に見てしまったので、どうなってしまうのか気になっていました。


1.福山雅治
倒れている死人を、穴を掘って埋めようとする男がいる。その男に声をかけるのが福山だ。前作の続きの流れかと思ったら、その男は佐藤健ではない、少年だ。誰??アレー!と観客を煙にまく。


福山雅治は剣心の師匠比古清十郎だったのだ。15年ぶりに会う二人だった。最初のシーンは剣心が弟子に入るところを映していたのだ。剣の腕に自信を失っていた剣心は、もう一度師匠のもとで修行をする。予告で見ていた対決は修行の場面だったのだ。ここでも予告をみた観客をだます。
さすが大物、ここでは絶妙な活躍をしていた。

2.伊勢谷友介
前作で田中泯と対決していた剣の達人だ。剣心をずっと追いかけているが、1作目では接触しない。
今回はいきなり対決する。


ここでの対決が見ごたえある。伊勢谷は「あしたのジョー」の力石徹役のイメージが強い。
こういうスピード感のある剣の対決ってこれまでの時代劇にあっただろうか?
大友監督の腕が冴える。

3.神木隆之介
前作では意外な強さを発揮した。剣心と互角以上の活躍だ。
いいキャラしてるなあと感心していた。ここでも2人は対決する。
なぜなら藤原竜也演じる志々雄真実にぶち当たるには神木演じる瀬田と対決せざるを得ないのだ。


オチは神木の本来のキャラであった。それはそれでいいじゃない。

4.藤原竜也
これがまた強い!しかも今回は軍艦の主になって、日本政府を脅かす。
1対1で対決しても、剣心にそう簡単には優位に立たせてくれない。


こういう映画では圧倒的に敵役は強くなくてはならない。剣心に加勢が加わる。それでも勝てない。
イヤー強い!
どうなるのか???結末は「ウルトラマン」を連想させる時間との闘いであった。

5.佐藤健
1作目は圧倒的に強かった。向かうところ敵なしというキャラクターだったのが、2作目で陰りを見せる。
剣心にも不遇のときがあるとするのだ。物語の定石である。


福山雅治演じる比古清十郎との出会いの後、目つきが変わる。
これまで見せていない目つきだ。佐藤健は1作ごとに深みを見せている。いい役者になりそうだ。
そして武井咲も今回も登場する。


それにしてもかわいいなあ。共演者キラー佐藤健がまんできるかなあ?

この3作で日本の剣アクション映画という新たなスタイルが生まれたと思う。
このスピード感、まさに現代の剣豪劇である。大友啓史監督を絶賛したい。

(参考作品)

るろうに剣心
佐藤健の剣の速さに驚く

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