後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

月の土地をアメリカの会社から1224坪買いました

2009年04月27日 | 日記・エッセイ・コラム

月の土地を1エーカー(1224坪)3000円であるアメリカの会社から購入しました。その場所も知りたいので月球儀も17600円で買いました。その土地の場所は地球から見える面の中心から少し左斜め下の場所です。(プレゼントに使いました)

話はこういう事です。ある独創的で夢想的なアメリカ人、デニス・ホープ氏が月の土地の所有権を研究しました。誰も所有していないことが分かったので独占領有する申し立て書を国連などの関連機関へ送り、所有を申請しました。誰も反対する根拠が無いので返事のしようがありません。そこで彼は自由に所有権を主張し、それを全世界の人々へ分譲することにしました。申し込んだ人へ1エーカー(1224坪)ずつに分けて所有証明書を送ります。まあ、その所有書の発送代金と考えることも出来ます。(自分の土地へ行く方法が現在がありませんので)。

自分の土地の大体の位置を知りたい人へは月球儀や天体望遠鏡も売っています。購入の手順や詳細な情報は、http://www.lunarembassy.jp/ にあります。

月の土地にご興味のおありの方々のための参考情報です。この会社の宣伝を頼まれた訳ではありません。

尚、参考までに以下に、月の土地の現実的な状態を付け加えて置きます。(こんな土地買ってどうするの?、という声が聞こえそうですね!)

月の表面は、きめ細かい(直径10~1000マイクロメートル[注]程度の) 粒子や岩の破片に覆われています。これは隕石衝突によってできたもので、月の海や高地を構成する岩石鉱物の破砕片、衝突の際に融けたガラス・火山活動によるガラスや溶結土とよばれるものからなっています。
月には大気が無く、真空に近い環境に直接さらされているので、表面の温度は月の赤道付近で昼間は摂氏120度、夜は摂氏-170度まで変化する過酷な環境です。また、現在は磁場がない(非常に弱い)ので、宇宙からの高速粒子や太陽風、放射線の影響を直接受けています。 ([注]1マイクロメートル=100万分の1メートル=1000分の1ミリメートル)  (終わり)


中古ヨット購入にあたってのご相談とお答えの例2件

2009年04月27日 | うんちく・小ネタ

時々、中古ヨットを買う場合にあたってのご相談があります。以下に2件の実例をご紹介致します。中古艇の実物も係留してある場所も見ていませんので、あくまでも参考意見とお考え頂きたいとお願い申し上げます。

ヨット初心者です。ヨットをはじめてみたいと思っていた矢先、紹介でヨットを売ってくれるオーナーがいます。ヨットはyamaha mark2 251982年もの、25feet、クルーザータイプです。オーナーのもと試乗させてもらっていいなとおもったんですが、素人の私には程度がよくわからず、古いので故障が心配です。ぎりぎりの予算内で購入する予定なんでどれぐらいの予定外出費がありますか?また、手放すことになってもやはり買い手はいるもんでしょうか?

貴方様のブログを拝見しました。このヨットの写真やエンジンルームの写真がありましたので、よく分かりました。なんと言っても今までの所有者の手入れが良いのに好感を感じました。エンジンも25Feet にしては大きめで、頼りになりそうですね。船体もメインセールも綺麗に保持されていますね。感心しました。この状態ですと即乗艇可で、余分な費用はしばらくはかからないと思います。
漁港なので係留料は安目と思いますが、そちらは必ず すぐにかかるかも知れません。確認すべきことと存じます。予定外の出費は幸運ならゼロに近いです。でもあくまでも中古ですから何らかの故障がでます。それをご自分で修理するのがヨットの楽しみの一つでもあります。
それからその後の買い手はなかなか見つからないのが普通です。根気よく探せば何時かは見つかるとおもいます。コメントありがとう御座いました。敬具、藤山杜人 

(2)サガさんからのご質問:(投稿 サガ | 2009/04/25 09:51

中古船を買うこつを教えてください。車検のようなものはあるのでしょうか?内装が清潔で異臭がしなくてエンジンが問題なければよいのですが。失礼な話題ですが、トイレはどうするのでしょうか?素人なので、大丈夫な船なのか「青べか」なのかわかりません。

コメント有難う御座います。船舶検査証があります。売主と同じ名で検査を受けた証書を必ず見せて貰うことが売買交渉の第一歩です。内装が清潔でエンジンの調子が良ければ、OKですが。次にクレーンで陸揚げして貰い、船底に貝が多量ついているか見て判断します。10年以上の中古は、時に船体の強化プラスチックが水を吸い、膨潤している場合があるそうです。これは専門家に見てもらうそうです。

水洗トイレの調子が良く流れる船ならOKです。整備をよくしている証拠ですね。トイレの故障は後で修理が大変です。必ずトイレの調子の良い中古艇を選ぶのが重要です。問題は係留する場所です。何処をお考えでしょぅか?
有料のマリーナの事務所へ行って、中古艇の売買をしているか?聞くのも重要です。その時、陸揚げ・検査の費用なども教えてくれます。一度、小生宛にメールアドレスを記入してコメントを送ってくだされば、もう少し詳しく参考情報をお送りします。
敬具、藤山杜人


最っとも安らかな旅立ち

2009年04月27日 | 日記・エッセイ・コラム

年々歳々、春になれば、花は同じように咲く。だが、親しかった人は少しずつ彼岸へ旅立って行く。自分の旅立ちかたが思われる。

昨日、仙台で伯母の夫の通夜と葬式があった。生前に、「自宅で眠っている間に彼岸へ行きたい」と話していたそうだ。数日前にその通りの旅立ち方をした。

知的障害者を保護する公立施設で長い間働いて来た。いつもニコニコ、根気よく児童の話相手をしていたらしい。少年の頃、叔父さんの家へよく遊びに行った。いつもこちらの話を聞いてくれるが自分の意見は言わない。なにか温かい励ましを受けたような気分で帰って来た。

宮沢賢治の手帳の最後の部分にこう書いてある、「・・・ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ」。そして続くページには、5人の菩薩の名にはさまれて、 南無妙法蓮華経という7字が大きく書いてある。

家でも職場でも、「ホメラレモセズ クニモサレズ」というような人柄の人だった。自宅で眠っている間に静かに独り旅立って行った。最っとも安らかな旅立ちだったに違いない。

近親者だけの極く質素な通夜とお葬式に来てくれた僧侶は、仙台の大年寺の住職だった。故人が生前に墓地を購入していたお寺である。この宗派は江戸時代の始め頃、中国からきた隠元禅師によってはじめられた宗派で現在でも中国式の儀式・作法を守る珍しい宗派である。

唐の時代の発音で読む「南無妙法蓮華経・・・・・」の声に送られながらこの世を離れて行く。そのような通夜とお葬式でした。

誰でもが安らかな旅立ちを願っていると思う。日頃からそれを祈っているとそうなるのかも知れない。皆様はどのような旅立ちを想っていらっしゃるでしょうか?(終わり)

今日も皆様のご健康と心の平安をお祈りいたします   藤山杜人