最近、中国は宗教政策を緩和していうようで、文化大革命時代のような厳しい弾圧は無くなったようです。宗教団体が愛国的に共産党中央の政策に反対しない限り信仰の自由は認められています。
共産党本部はキリスト教団体を以下の4つの組織に登録させ、指導、監視するという体制をとっています。
中国では、カトリック系の公認教会である中国天主教愛国会の信者は500万人、プロテスタント系の公認教会である中国基督教三自愛国運動委員会、中国基督教協会の信者は1700万人から1800万人とされています。
この他に多数の地下教会、あるいはは家庭教会といわれる教会があります。その非合法のキリスト教系の信者は4000万人とも言われています。
中華人民共和国政府はバチカン市国と国交を断絶しているため、バチカンの影響下にある教会を非合法組織として取り締まりの対象としています。
中国国内のキリスト教徒は全部で6000万人以上存在すると言われれますが、その3分の2は非合法の地下教会の信者で、取り締まりの対象となっているようです。(詳しくは、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99をご覧下さい)
尚、中国のカトリックの実情については日本のカトリック中央協議会がかなり詳しい調査をして、その結果を、http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/library/book/hand2007/china.htmに公表しています。
さて表題の大連カトリック教会ですが、それは1926年に日本人カトリック信者、岡大路が建設した建物です。それを現在でも使用しています。中国人の主任司祭がカトリックのミサを毎日あげているのです。
早朝ミサは6:30(月~金)、中国語ミサ:土17:30 日9:00 & 17:00、韓国語ミサ:日11:0(外国人のため)
ミサは、降誕節(クリスマス)、灰の水曜日、聖金曜日、復活節(イースター)、昇天日、聖霊降臨日など重要な祝日にも行なわれる。
夫婦関係では、実につまらないことで争いが起きます。社会性や国際問題とはまったく無縁の下らない、そして無意味な争いです。
老夫婦になるとこんなことで争いをしないと話題が無くなって、重苦しい沈黙が続くのです。沈黙が続き過ぎると、恐ろしい死後の国を連想させるから困るのです。
そんな理屈を言わないで実例で示します。あまりにも下らないから、この先は読まない方が良いかも知れません。
上は家内が撮った写真です。今回の北信濃への旅では、空に秋らしい雲が広がり美しいので撮ったと言います。稲刈りの終わった田の様子も入れたと言う、それだけの話です。社会性も北信濃の歴史もありません。
一方、下は私が小布施の街角で撮った写真です。
昔の酒造家の外側を観光用に綺麗に仕上げた様子です。そしてその建物を利用して料亭を営業しています。
昔の小規模な酒造りでは大企業に太刀打ちできません。ですから料亭にしたのでしょう。しかし玄関の方にまわって行って、子細に観察すると客が出入りしている気配がありません。
地方の街の昔の繁栄と、最近の苦しさを感じませんか?社会の変化を感じませんか?写真には歴史が写されています。
上は家内が撮った写真です。小布施の山々で採った本物のマツタケです。
家内はマツタケの大きさを示すためにに売子の手を写真の上のほうにチャント写してあります。
下は私の写真です。本物のマツタケは驚くほど高価であることを強調した写真です。どうせ買えない値段ですからマツタケの大きさなど重要ではありません。
売子のおばさんへ、「買えなくてすみません。せめて写真だけでも撮らせて下さい」と言って撮らせてもらった貴重な写真です。写真に経済性があります。
次は「リンゴ狩り」の時の写真です。
家内はリンゴ畑の全体の様子を撮らなければ意味がないと言い張ります。
私は枝に実っているリンゴを写すのです。それがいけないと家内が言います。
写真は、花でも、鳥でも、木の実、でも絶対にクロ-ズアップをしては周囲の環境が分からなくなるから間違った撮り方だと主張するのです。
暗い画面の写真は省略して見ませんし、ましてや虫眼鏡を取り出して拡大して見ません。パッと見て、その写真の訴えている主張が瞬間的に分かる写真だけを、しげしげしと注意深く見ます。そして、サムネイルをクリックして拡大して観察します。
ですからブログの写真では最初に訴える力が決定的に重要だと信じています。
家内はその考えは間違っていると冷やかに言います。情報が沢山、正確に写っている写真は、たとえ画面が暗くても貴重な写真です。心ある読者は必ず丁寧に見てくれます。そして、「あなたは迎合し過ぎるのです」と高いところからものを言います。
これで喧嘩にならなかったら不思議です。
こんなバカバカしい事で毎日が流れて行きます。それが老夫婦の日常なのでしょうか?世の中の夫婦はもうすこし有意義な話し合いをしているに違いありません。
つまらない話で失礼しました。
それはそれとして、
今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)