ブログを読む方々には軽い話が好きだという人もいます。その一方で内容の濃い重い話が好きだという人もいます。
そこで今日は軽い話、と重い話の両方を書いてみようと思います。
(1)軽い話・・・「四季がめぐり秋も深まる」
あんな暑かった夏がウソのように去ってしまいました。
台風が幾つか来て、その後には天高く青空が広がります。まだら模様の秋の白い雲が輝いています。
地上にはハギ、コスモス、オミナエシ、リンドウ、クズ、フジバカマ、キキョウなどなどの秋の花々が咲いています。栗のイガが重くなり、柿の実が黄色になり、枝をしなわせています。
冷房も暖房もいらない丁度良い気温です。乾いた心地よい風が吹いています。
この秋の日を過ごしていると毎日、毎日、幸せな気分です。そうして日々が流れて行きます。そんな気分で先日、下のような公園を散歩してきました。神代植物公園の秋の光景です。
この池は公園で一番大きな池です。夏の間じゅう咲いていた睡蓮の花も散り、葉がすこしづつ秋の色に変わって行きます。静かです。
ススキの穂が出て、間もなく真っ白になります。そうすると冬が足早にやって来るのです。
このカツラの林は秋になると落葉し、甘い香りが漂います。なんとも言えない自然の甘さです。
ここには毎年、夫婦で必ず訪れる特別な場所です。腕の太さくらいだった桂の木がみな大木になっています。時の流れの速さを想う場所でもあります。
軽い話はこれでお終いです。
重い話は苦手だという方はこの先は読まないで下さい。
(2)重い話・・・幸せになる二つの方法
その一つは「あなたの親を許す」ことです。
両親ともにやさしくて何時も感謝している人もいます。その人にとっては、親を許すこと不要です。始めから幸せな人なのです。
しかし父は息子にとって圧迫です。そして怠け者なので貧乏な生活を強いられました。
そうでなくても恨みに思うことがいろいろあります。
母親は娘にとってやっぱり恨みに思うことがあるものです。
親子の相性が悪くて喧嘩が絶えない場合もあります。
そして親がいればまだ良いほうで、親の顔も知らない人も居ます。
しかしどんな場合でもその親を完全に許すのです。
そうすると自分が幸せになるのです。長生きをすると多くの人が親を許せるようになるのです。高齢の幸せの一つです。
もう一つの方法は、「不幸になったら、その原因を絶対に考えない」ことです。
原因を考えると不幸になったのを他人のせいにしたり、自分のせいにします。他人を傷つけ、自分も傷つけます。そしてますます不幸になるのです。
不幸になったらそのあるがままの状況をそのまま受け止めるのです。原因さえ考えなければ不幸は時の経過とともに消えて行きます。
これでお終いです。この二つの方法は宗教にも哲学にも関係ありません。特に勉強しなくても誰にでも実行出来る生活の実際的な方法なのです。
それはそれとして、
今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)