ロシアのウクライナへの軍事侵攻はヨーロッパ人への深刻な打撃を与えているのです。日本人の想像を越えるような深刻さです。ロシアの軍事侵攻はヨーロッパ人の心を大きな衝撃なのです。
この問題に関する私の2つの記事にに対するフランスからのmotoko Boutdumondeさんのご意見をご紹介いたします。彼女は日本人の「もと子さん」でフランス人と結婚して孫たちもいます。何時も私の記事に対してヨーロッパ人の感じ方や考えを真面目に投稿してくれます。その真摯な態度に私は感銘しています。以下にそのご投稿をご紹介いたします。
(1)後藤 和弘の3月7日 の記事、「ウクライナ情勢の最新報道」にに対して、
Motoko Boutdumonde さんから、
反戦デモはパリでは1万5千人ほどでフランス全国で4万ほどでしたが、プラハで7万人、ベルリンでは10万人も、マドリッドでも4万人ほどいました。近くであれば私も行きたいです。主人はあまり歩けないので、一人で行きます。
でも、ロシアのデモで小学生以下の子供たちまで警察に拘束されたのは日本のメディアで紹介されたでしょうか?だんだんひどくなってきていますね。
1番目の写真はウイーンでのロシアの軍事侵攻に抗議するデモの様子です。
2番目の写真はウクライナの駅で避難民が列車へ殺到している様子です。
(2)後藤 和弘の3月8日 の「ウクライナへ2万人の国際義勇兵、そして『誰がために鐘は鳴る』」に対して、
Motoko Boutdumonde さんから、
こちらからは元軍人とかも行きました。軍隊に入る代わりに行く若者とかもいますが、実戦の経験がないので、手伝いだったら何でもすると言いながらバスでウクライナ方面に向かって行きました。ただこれからは市内でのレジスタンスが求められるとも思います。外人部隊に七百人ほどのウクライナ人がいるのですが、そのうち十人ほどは無断で部隊を去り、ウクライナに駆けつけたようです。戻って来たら軍法会議は免れないのに。外人部隊のウクライナ人には「家族を安全な場所に避難させるためだったら」という条件で休暇を与えてもいますが、現地に行って家族の、避難民の様子を見たらフランスに戻って来ようと思うでしょうか?…
3番目の写真はウクライナへの義勇兵です。ウクライナ人や外国人の義勇兵 がポーランドの国境を越えてウクライナの戦地へ向かっています。
4番目の写真は「外国人義勇兵」としてウクライナへ出国し話題にな った韓国の元大尉、イ・グン さんです。
今日はロシアのウクライナへの軍事侵攻がヨーロッパ人へ深刻な打撃を与えている様子をご紹介致しました。それは日本人の想像を越えるような深刻さです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)