日本人の一部には韓国人を蔑んでいる人がいます。他の人を蔑むことで自分の人格を傷つけていることに気が付いていないのです。
しかし韓国にはまともな人々や立派な人々も沢山住んでいるのです。
今日はこの当たり前のことを説明したいと思います。
言葉でクドクド説明しないで写真で説明します。
1番目の写真は2011年の東日本大震災の直後の韓国の街頭募金の写真です。
注意深くこの写真を見ると募金を受け付けている左の3人は黒い喪服を着ているのです。
2万人以上の死者の出た大震災ですから死者の冥福を祈って喪服を着ているのでしょう。
私は韓国人の礼儀正しさに感銘を受けました。
2番目の写真も大震災の直後の韓国の街頭募金の写真です。日本へ贈る救援物資の袋を受け取っている光景です。全員は黒い喪服を着ています。
以上2枚の写真は、http://cadot.jp/impression/1794.html?detail から転載いたしました。
この2枚の写真を見て私は韓国にはまともな人々も沢山住んでいると確信しました。
そこで彼等の日常の生活を調べました。
3番目の写真は韓国のスーパーマーケットの風景です。
写真の出典は、http://www.tsu-itc.org/test001/kokusai/A12_4.htm です。
写真を注意深く見ると買った品物を入れて運ぶカートはアメリカのスーパーと同じものです。日本の物より大きいのです。
しかし買い物カゴは日本と同じです。案外カートも買い物カゴも韓国で作ってアメリカや日本へ輸出しているのかも知れません。
日常生活では日本と同じようで面白くありません。
そこで韓国の伝統行事の秋夕と墓参りを調べてみました。
4番目の写真葉は9月の秋夕の折りに勢ぞろいした家族の写真です。
出典は、https://blogs.yahoo.co.jp/dkntmoris19219/54490153.html です。
秋夕は日本のお盆に似ていますが韓国では一年で一番重要な祝日です。旧暦の8月15日なので新暦では9月下旬に当たります。正確な日は年のよって変化します。
この秋夕では一家揃って先祖の墓参りや供養をします。そして親戚を訪問したりします。多忙な楽しい祝日を過ごします。
若者達は久しぶりに会った親戚から小遣いを貰って街に繰り出してショッピングを楽しんだり映画を見たりと楽しみます。「秋夕」は楽しい思い出になるのです。
韓国人にとって、ソルラル(旧正月)と並ぶ代表的な祝日です。
親戚一同が故郷に集まっての先祖の墓参りや秋の収穫に感謝したりする韓国人の一大祝日なのです。
「秋夕」の歴史は、古く新羅時代(紀元356年~935年)に始まったといわれており、この風習が継承されるようになったと言われます。
5番目の写真は一族揃っての墓参りも光景です。
写真の出典は、https://blogs.yahoo.co.jp/talentgiver2/4498029.html です。
日本でもお盆になるとお墓参りに行きますが、韓国でも茶礼を終えて朝ご飯を食べた後に一族全員でお墓参りに行きます。
最近では家族全員でお墓参りに行く家庭が少なくなっていますが地方に行くとまだこういった伝統的な風習が残っています。
韓国では儒教の考えで遺体を壊すことを嫌い土葬が一般的に行われてきました。そのためお墓は山の斜面で盛り土になっています。しかし、今では80%以上の人が火葬を選んでいます。
土まんじゅう型のお墓の前で、清酒やお供え物をささげ、その場でひざまずいてお辞儀をします。この土下座は敬意をこめた最上級の礼なのです。
日本でも失敗をして消費者に被害を与えた会社の社長が記者会見で時々土下座しますがスタンドプレイのようです。韓国の土下座は純粋に祖先を敬い感謝しているのです。
まともな人々も沢山住んでいる韓国についてもっと書きたいことがありますが、今日はこれで終わりにします。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)