後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「世界に現存する唯一の野生馬の、モウコノウマ」

2025年02月26日 | 写真
野生馬は、1878年にロシアの地理学者・探検家ニコライ・プルジェワリスキー(1839~1888年)によって発見されたが、1960年代後半までにほぼ絶滅した。その理由は、1944~1945 年の極めて厳しい冬で、生息数が激減したせいです。
 現存するはすべて、当時世界各国の動物園や自然保護区に残っていた野生馬の子孫のです。
モウコノウマは、ロシア版レッドブックおよび国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに記載されています。
世界のいくつかの国では生息数回復の取り組みがなされています。 
その結果、ロシアのオレンブルク草原では2018年に最初の子孫が誕生し、現在、当地の馬の数は約100頭に増えています。(https://jp.gw2ru.com/travel/216606-przewalski-roshia-yasei-uma )
そのモウコノウマの写真を示します。


「木曽馬の開田高原への小さな旅」

2025年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム
以前に木曽の開田高原に1泊2日の小さな旅をしました。
この旅のテーマは日本在来種の木曽馬をたずねることです。
木曽福島の関所跡から御嶽山の麓を西に登った広い開田高原には木曽馬の放牧場があるのです。気性の優しい働き者の小型の馬が群れ遊んでいます。元気に走り回っている馬もいます。今年生まれた子馬が母親と並んで歩いています。嗚呼、はるばる来て良かったなと感じる光景でした。
山下家の加村金正さんが詳しく木曽馬の飼育方法、馬市へ出す時の家族との別れのことなどを話してくれました。山下家は代々、多数の馬を農家に預け、飼育して貰い馬市へ出していたそうです。馬の売上金の四分の一だけを飼い主へ与え、四分の三は山下家のものにしていたそうです。その一番盛んな頃は毎年300頭の馬を馬市へ出していたといいます。
それでは撮ってきた写真を示します。
1番目の写真は「木曽馬の里」という牧場です。白樺林の前の放牧場に木曽馬が群れている様子は如何にも高原の牧場の風景です。
2番目の写真は木曽馬が放牧場を駆けている姿です。木曽馬は走り回るのが好きで草を食べるとすぐに走りまわる馬がいます。ところが走らないで悠々としている馬もいます。性格がいろいろで面白いのです。
3番目の写真は遠方の放牧場から帰ってきた親子の馬です。子馬が遊びすぎて疲れた様子でトボトボ歩いています。
4番目の写真は親子の馬を一緒に馬屋の部屋に入れている場面です。自分の家に帰れてホッとしているようです。

多数の木曽馬を馬市に出していた山下家は長野県指定の重要文化財になっています。入場料を払うと広い家の中の展示品を見ることが出来ます。
庭にある長い蔵の中には旧石器時代の石器や縄文土器が多数展示してあります。開田高原には2万年前の旧跡時代とそれに続く縄文時代から人が住んでいたのです。

このように自分で車を運転して旅をすると日本は意外に広いと感じます。そしてそれぞれの地方には独特な雰囲気と文化が息づいていることに気がつきます。地方には地方の歴史があることを改めて発見して驚きます。

そして何処に行っても旧石器時代の石器や縄文土器が発掘されていることに驚きます。日本は本当に広く長い歴史を持っている邦なのですね。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

「人と馬が遊んでいる写真」

2025年02月26日 | 写真
埼玉県の新座乗馬クラブは雑木林に隣接した広い乗馬クラブです。人と馬が遊んでいる様子を見るとくつろいぎます。
3枚の写真は女の人が馬と遊んでいる風景です。馬が楽しそうに走り回っていました。
 なお新座乗馬クラブの詳細は、http://nojimagroup.sakura.ne.jp/jouba.htm に出ています。
新座乗馬クラブの動画も是非ご覧下さい。https://www.youtube.com/watch?v=SqD2Lns6Agg にあります。


「人と馬との絆を楽しむ八王子乗馬倶楽部の写真」

2025年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム
乗馬クラブのことを書きたいと思います。
乗馬クラブは北海道から沖縄県まで数多くあります。乗馬クラブの良いことは会費さえ納めれば、老若男女、誰でも馬に気軽に乗れることです。その上、多くの乗馬クラブでは乗馬する人に馬の世話をさせます。すると人と馬の絆が深まり乗馬する人の意思のままに馬が言うことを聞くようになるのです。こうして乗馬クラブでは単に乗るだけでなく、人と馬との温かい絆を楽しむことが出来るのです。
以前に八王子乗馬倶楽部に行って写真を撮って来ました。撮った写真をお送りいたします。
1番目の写真は乗馬初心者の若い女子の写真です。姿勢が悪く、数分見ていると鞍にしがみ付くような行動をしていました。
2番目の写真はかなり上達した女子の写真です。姿勢が良く馬を好きなように走らせています。自分の膝を折り上下の揺れに対してクッションをきかせています。
3番目の写真は初心者の男性の写真です。体が棒状になっています。これでは馬が気持ちよく走れません。
4番目の写真は裏の馬小屋の風景です。大型の乗馬用の馬が出払っていてポニーだけが退屈そうにしています。
5番目の写真はポニー専用の馬場で走り回る調教後に休んでいたポニーです。
写真を撮りに行った家内に甘えようと近づいてきます。それを女性の調教師がポニーを押し止めている場面です。家内と調教師が何やら親しげに話し合っていました。ポニーはもう20歳ですがとても元気で子供が大好きということです。

さて八王子乗馬倶楽部は東京都八王子市丹木野町1-501にあります。馬が約70頭いるそうです。この乗馬クラブの正会員になるには、入会金35万円と毎月の会費1万円かかります。その上更に乗馬する度に5000円かかります。少し高額に思いますがゴルフ場の会員金やヨットをマリーナに係留する場合の年間係留料金に比べると格安とも思えます。
さらに低額なプランもあります。平日だけ6ケ月だけ乗馬する場合は、入会金6万円と毎月の会費1万円と乗馬する度に5000円だけ払えば良いのです。
詳細は次のホームページ、http://www.hachioji-rc.co.jp にあります。
さて全国にある数多くの乗馬クラブの入会金、毎月の会費、騎乗料金は八王子乗馬倶楽部とほぼ同じです。ただ東京の明治神宮のそばにある東京乗馬倶楽部だけは格段に高いようです。

最後に全国の乗馬クラブの一覧の出ている資料をご紹介しておきます。
それは、https://www.jouba.jrao.ne.jp/wp/club/ で全国の都道府県別に詳しい情報が掲載してあります。例えば北海道には20以上の乗馬クラブがあり、南の果ての沖縄県には2つしか無いことが分ります。
ご自分のお住まいになっている都道府県の乗馬クラブを調べると面白いと存じます。暇と興味があれば見学に行くもの楽しいと存じます。

今日は八王子乗馬倶楽部のご紹介をし、あわせて全国の乗馬クラブのご案内を致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)