月の土地を1エーカー(1224坪)3000円であるアメリカの会社から購入しました。その場所も知りたいので月球儀も17600円で買いました。その土地の場所は地球から見える面の中心から少し左斜め下の場所です。(プレゼントに使いました)
話はこういう事です。ある独創的で夢想的なアメリカ人、デニス・ホープ氏が月の土地の所有権を研究しました。誰も所有していないことが分かったので独占領有する申し立て書を国連などの関連機関へ送り、所有を申請しました。誰も反対する根拠が無いので返事のしようがありません。そこで彼は自由に所有権を主張し、それを全世界の人々へ分譲することにしました。申し込んだ人へ1エーカー(1224坪)ずつに分けて所有証明書を送ります。まあ、その所有書の発送代金と考えることも出来ます。(自分の土地へ行く方法が現在がありませんので)。
自分の土地の大体の位置を知りたい人へは月球儀や天体望遠鏡も売っています。購入の手順や詳細な情報は、http://www.lunarembassy.jp/ にあります。
月の土地にご興味のおありの方々のための参考情報です。この会社の宣伝を頼まれた訳ではありません。
尚、参考までに以下に、月の土地の現実的な状態を付け加えて置きます。(こんな土地買ってどうするの?、という声が聞こえそうですね!)
月の表面は、きめ細かい(直径10~1000マイクロメートル[注]程度の) 粒子や岩の破片に覆われています。これは隕石衝突によってできたもので、月の海や高地を構成する岩石鉱物の破砕片、衝突の際に融けたガラス・火山活動によるガラスや溶結土とよばれるものからなっています。
月には大気が無く、真空に近い環境に直接さらされているので、表面の温度は月の赤道付近で昼間は摂氏120度、夜は摂氏-170度まで変化する過酷な環境です。また、現在は磁場がない(非常に弱い)ので、宇宙からの高速粒子や太陽風、放射線の影響を直接受けています。 ([注]1マイクロメートル=100万分の1メートル=1000分の1ミリメートル) (終わり)