後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

秋の鎌倉古寺散策の予定が新宿、末広亭での落語へ変わりました

2009年10月03日 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は晴れ上がった秋空にサバ雲が広がっていました。久しぶりに列車に乗って、鎌倉の古い寺を回ろうと思い、家を出ました。新宿で湘南線の鎌倉行きに乗り換えようとしたら、暗い雲が覆い雨が降っています。

鎌倉行きは止めて、紀伊国屋書店で本を2冊買い、伊勢丹で昼食をし、末広亭で江戸落語を12時から午後4時30分までの4時間30分、家内とともに笑い続けて来ました。江戸の庶民文化を楽しんできました。写真を出しますので面白い雰囲気をご想像して頂ければ嬉しく思います。(終わり)

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戦後の中国に関するマスコミ報道は酷く間違っている事が分かる田村宏嗣の本

2009年10月03日 | うんちく・小ネタ

また、「夫婦解散」で恐縮ですが、昨日はデパートへ家内と行きました。デパートでは1時間ほど夫婦解散です。家内は秋の洋服やハンドバックを見て回り一つ買いました。それから紀伊国屋書店へ来て講読会で使う源氏物語の本を選んで解散終了です。私は1時間紀伊国屋書店にいて数十冊の本の背表紙を眺め、数冊の本を立ち読みして、1冊買ってきました。

朝日新聞から中国と台湾へ特派員として駐在していた田村宏嗣さんが書いた、「中国の現代史」(高文研出版、2009年10月1日初版、1600円)を買って来ました。

抗日戦争から国共内戦、そして最近のチベット騒動までの動きを新聞記者風に、読みやすく、断片的に書いた本です。朝日新聞はかつて中国共産党の宣伝をそのまま報道していた時代があり反米的な姿勢の強い新聞でした。毛沢東が死に、中国の経済開放で朝日新聞を縛っていた共産主義の呪縛が完全に溶けました。その後で、田村宏嗣さんが何物にも捉われないで、自由に書いた本なので 大変興味深い内容です。

田村さんは、「朝日新聞の報道は間違っていた!」とは言いません。まだ現役で、朝日新聞で働いているからそうは書けません。しかし戦後の長い間の朝日新聞の親ソ的そして親中国的な報道の歴史を知っている高齢者にとっては田村さんの本を読むと何処が間違っていたかが歴然とします。そして何故、間違った報道をしたかも推測がつきます。

日本のマスコミには朝日新聞だけでなく保守的な新聞やテレビ局もありました。それらは親米的過ぎて間違った報道をしてきました。そんなことも思い返すことが出来る本です。読み方によっては推薦出来る本です。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。  藤山杜人